「人馬一体」で意のままに操る!マツダの新世代商品のこだわりとは?(2/4)

  • 筆者: オートックワン 編集部
  • カメラマン:マツダ株式会社
「人馬一体」で意のままに操る!マツダの新世代商品のこだわりとは?
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宇品工場で生産ラインを見学

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今回の体験会では、広島本社に併設されている宇品工場を見学した。

ここではCX-5やCX-3などに加え、プレマシー、ビアンテなどのモデルも同一ラインで生産される「フレキシブル生産」が行われている。

ちなみに、ジュネーブモーターショー2016で初公開されたロードスターのアバルト版「124スパイダー」も、ここ宇品工場で生産されている。敷地内には出来たての「124スパイダー」が何台もとまっており、未発売の新型車に我々メディア一行は色めきたった。

>>マツダ ロードスターのフィアット版「124スパイダー」の“アバルト版”が遂に登場!日本導入は2016年内予定!

かつては同一車種は1つのラインで生産していたマツダだが、現在のような多車種混流生産にすることで、生産量の変動に対応することが可能になった。新車が追加されたときにも短期間で生産の準備ができるため、効率的に生産できるのだという。

とはいえ、いろいろな車種がランダムにベルトコンベアに乗って流れてくるため、部品を間違えずに取り付けなくてはならないという課題も生じる。宇品工場では様々な工夫を施すことで、これを解決している。

たとえばキットサプライ方式。1台分の組み立てに必要な部品をあらかじめセットしておくことで、正しい部品を確実に取り付けられるようになっている。

また、部品メーカーからの納品もエンジン工場も塗装工場も、すべてを受注順に行うことで、ミスなく作業を行うという方法も取られていた。

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車両組立工場見学では禁断の塗装ラインに潜入!

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さらに今回の工場見学では、塗装ラインも見学することができた。

魂動デザインの美しさをいっそう引き立てるボディカラーである「ソウルレッドプレミアムメタリック」。艶やかで深みのあるこの赤は、新世代商品を象徴するカラーとなっている。

ソウルレッドプレミアムメタリックに加え、ニューヨークオートショーで世界初公開された「ロードスターRF」や北米で販売されるCX-9に採用されている新色「マシーングレー」の塗装も見学することができた。

>>マツダ、「CX-9」に続き「ロードスターRF」にも特別色“マシーングレー”を採用!

まずラインに流れてきたのはソウルレッドプレミアムメタリックに塗装されるロードスター。

ボンネットやトランクルームの内部など、ロボットでの塗装が難しい部分は、人の手によって色が塗られていく。その後はロボットが数回に分けて塗料を吹き付けていくのだが、マツダでは「アクアテック塗装」と呼ばれる方式が採用されている。

「アクアテック塗装」は、途中の焼付けを省略し、塗料が乾かないうちに次の塗料を吹き付けるという、工程を短縮すると同時に環境にやさしい塗装法である。

下地となる赤を数回に分けて吹き付け、そのうえからクリア塗装を吹き付けると、つややかなソウルレッドプレミアムメタリックのロードスターが現れる。 塗装の滑らかさがシャープなラインを作り、光沢が浮かび上がった。

新色「マシーングレー」は光と影のコントラストが美しい

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ロードスターの次にラインに流れてきたのはCX-9。こちらには「マシーングレー」の塗装を施す。

「マシーングレー」はその名のとおり「機械のような美しさの追求」をテーマとし、鉄の塊から切り出したようなリアルな金属感を表現する新色だ。

濃いシルバーのボディカラーはよくあるが、マシーングレーは光の当たり具合によって刻々と表情を変えるのが特徴だ。

マシーングレーの塗装は、まずボディ全体を墨のような黒で覆う。その後、極薄いアルミフレークを含んだ塗料を厚みが均一になるように吹き付け、クリア層を塗装するという手順を踏む。

すると、魂動デザインの抑揚のあるボディラインにのったアルミフレークが光を反射し、光が当たるところは明るく、当たらないところは黒い塗料が顔を出し、光と影の美しいコントラストが生まれるのだ。

塗装ラインは、チリやホコリを嫌うため、普段は関係者以外立ち入り禁止。今回は特別に見学させていただいたわけだが、同行した広報担当者も「初めて見る!」と、興奮していたのが印象的だった。

ボディカラーもデザインの一部と捉え、新しいカラー表現や塗装技術を開発するマツダのクルマづくりへのこだわりが垣間見れた。

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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