マツダデミオとCX-3が2016年10月に大幅改良(マイナーチェンジ)!ベース価格は変わらず明らかに買い得に!(2/2)

マツダデミオとCX-3が2016年10月に大幅改良(マイナーチェンジ)!ベース価格は変わらず明らかに買い得に!
マツダ デミオ(2016年改良モデル) マツダ デミオ(2016年改良モデル) マツダ デミオ(2016年改良モデル) マツダ デミオ(2016年改良モデル) マツダ デミオ(2016年改良モデル) マツダ デミオ(2016年改良モデル) マツダ デミオ(2016年改良モデル) マツダ デミオ(2016年改良モデル) マツダ デミオ(2016年改良モデル) マツダ デミオ(2016年改良モデル) マツダ デミオ(2016年改良モデル) 画像ギャラリーはこちら

デミオ・CX-3ともに、より充実した安全装備に

デミオは、従来は設定のなかったミリ波レーダー方式のスマートブレーキサポートを13SツーリングやXDツーリングなどにオプション設定した。車間距離を自動制御できるレーダークルーズコントロールも併せて採用する。

1.3リッターエンジンを搭載したコンパクトカーで、ミリ波レーダー方式を選べるメリットは大きい。この装備は8万6400円のセーフティクルーズパッケージに含まれ、リアパーキングセンサーなども装着されるからオプション価格は妥当だ。

マツダ CX-3(2016年改良モデル)

CX-3の安全装備は、従来からスマートブレーキサポートを採用しており、新たにアドバンストスマートシティブレーキサポートを設定した。

単眼カメラを装着して、時速80km以下で歩行者の検知も可能とする。スマートブレーキサポートとの相乗効果により、幅広い速度域で高い安全性が得られるようになった。音波センサーを使って後退時の衝突被害を軽減する機能も採用した。

アドバンストスマートシティブレーキサポートはデミオには採用されないが、今ではライバル車の日産 ノートが歩行者の検知も可能にする。デミオも設定して欲しい。

特別な内装色の限定車、デミオ テーラードブラウン・CX-3 ノーブルブラウンも発売

マツダ デミオ(2016年改良モデル)

デミオでは車内のコーディネーションも変わり、オフホワイトの内装色をピュアホワイトに変更するなど雰囲気を変えた。ブラウンの内装を採用する特別仕様車の「テーラードブラウン」も設けている。

CX-3は電動パワーシートのメモリーに、アクティブドライビングディスプレイの角度調節などを加えた。

ステアリングヒーター、ドアロックに連動して電動格納でドアミラーを畳める機能なども追加している。特別仕様車では「ノーブルブラウン」を設定。内装をブラウンに仕上げ、スエード調のシート表皮なども備わる。

マツダ デミオ(2016年改良モデル)マツダ デミオ(2016年改良モデル)マツダ デミオ(2016年改良モデル)マツダ デミオ(2016年改良モデル)マツダ デミオ(2016年改良モデル)
マツダ CX-3(2016年改良モデル)マツダ CX-3(2016年改良モデル)マツダ CX-3(2016年改良モデル)マツダ CX-3(2016年改良モデル)マツダ CX-3(2016年改良モデル)

快適性や走行安定性の向上にも関わらず、ベースグレードの価格は変わらず

マツダ デミオ(2016年改良モデル)マツダ CX-3(2016年改良モデル)

以上のようにデミオとCX-3は、Gベクタリングコントロールの採用などによってクリーンディーゼルターボ搭載車を中心に快適性を高め、走行安定性も見直した。洗練の度合いを深めている。

価格はベースとなるグレードでは変更がなく、従来よりも買い得になった。

今のマツダ車はスカイアクティブ技術やデザインコンセプトの共通化で車種ごとの個性が薄れ、クルマ造りが少し硬直化しているが、足並みをそろえて着実に進化させられるのはメリットだ。

注意したいのは、改良モデルの発表が2016年10月14日でも、納車を伴う「発売」はデミオが11月17日、CX-3は11月24日になること。改良だから納期が長期化する心配はないが、それでも10月14日に契約した場合の納車は12月中旬だ。

試乗車が配車されるのは、発売後の11月下旬。従ってGベクタリングコントロールや改善された足まわりの効果を確認してから契約すれば、納車が2017年にズレ込んでしまう。

逆に従来型で十分と考えるなら、改良前の在庫車を買う手もある。

この2車種は価格が比較的求めやすく、数は多くないが販売会社が在庫を持っている。今のマツダ車は全般的に値引き額を抑えているが、在庫車であれば、グレードやボディカラーの選択肢が限られる代わりに有利な条件を引き出しやすい。資本が異なる複数のマツダ販売会社同士で、双方の在庫車の条件を比べたり競わせても良いだろう。

マツダに限らず、納期の遅延はユーザーにとって不親切だ。メーカーの都合を優先させた結果だが、そこを利用して安く買う方法もあるだろう。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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