マツダ CX-7 新型車徹底解説

  • 筆者:
  • カメラマン:原田淳
マツダ CX-7 新型車徹底解説
エクステリア リアスタイリング フロントビュー リアビュー サイドビュー インテリア フロントシート リアシート HDDナビゲーションシステム ラゲッジ エンジン 画像ギャラリーはこちら

スポーツカーとSUVの価値を融合した「スポーツクロスオーバーSUV」

イメージ

マツダから新型SUV「CX-7」が登場した。スポーツカーを製造するメーカーであるマツダがCX-7に与えたキャラクターは「スポーツクロスオーバーSUV」。SUV本来の価値とスポーツカーならではの価値観を融合させた。

開発キーワードは「Metropolitan Hawk(メトロポリタンホーク」。人々がスタイリッシュと考える要素の中から「一羽の鷹がメトロポリタンの摩天楼から地上を見下ろしている」構図をもとに、洗練された都会的な感性と、美しい自然に育まれた鷹の凛々しさやスピード感が表現されている。

CX-7で表現するスポーツカースピリット

エクステリア

“スポーツクロスオーバーSUV”というCX-7のコンセプトを体現するために力を入れたのがスタイリング。「デザイナーが創ったデザインをそのまま形にする」との想いで開発されたエクスリアは、マツダのスポーツカーが持つスムーズなスピード感・アスレチックなイメージと、SUVの力強さや実用性がデザインに盛り込まれた。

フロントビューは、マツダ車の一貫したアイデンティティを感じさせる顔=Family Faceが与えられ、マツダブランドの存在感を主張。大きくスラントしたフロントガラスは、これまでのSUVとは一線画すスポーティさを表現し、ユニークな曲線を描くサイドウインドウグラフィックがサイドビューを特徴付けている。また大きく張り出したフェンダーアーチ、四隅に配された18インチアルミホイール、ボディショルダーやリアフェンダーにふくらみがSUVの持つ野生的でパワフルなイメージを与える。

リアスタイリングフロントビューリアビューサイドビュータイヤ&ホイール

クールなイメージを感じさせるシンプルなインテリア

インテリア

インテリアもシンプルなデザインでスポーティにまとめられている。3眼のブラックアウトメーター、本革巻の3本スポークステアリング、身体を包み込むようなフロントバケットシートなど、コクピットに座ったときの高揚感を演出。随所にシルバーメタリックの加飾が配され、ブラック基調とのコントラストは、前後方向の空気の「流れ」を感じさせるクールなイメージ。

また後席シートバックを倒した際に生まれるラゲッジルームとの一体感も意識してデザイン。6:4式分割可倒式の後席シートは、ラゲッジルームの両サイドに設置されたレバーで簡単に倒すことができる。

フロントシートリアシートメーターラゲッジHDDナビゲーションシステム

マツダならではの走りの楽しさを注入

エンジン電子制御6速AT(アクティブマチック)

デザインとともに重視されたのは動的性能。エンジンは、アテンザやアクセラにも採用されているMZR 2.3L DISIターボエンジンを、CX-7用にアレンジ。ターボチャージャーの特性を最適化し、2000prm以下の回転域からターボの過給効果を発揮。最大トルク350N・m(35.7kg-m)/2000prm-4500rpm、最高出力175kW(238PS)/5000rpmを発生し、普段の走りでは、ゆとりをもって運転できる扱いやすさと力強さ、スポーティなシーンでは、圧倒的な加速性能を発揮する。エンジンサウンドもチューニングされ、エンジン回転とともにリニアに上昇する心地よい鳴りを実現。遮音も強化され、静けさの中にマツダならではの走りの楽しさが表現されている。

組み合わせられるトランスミッションは電子制御6速オートチック。1~5速を低速化、6速を高速化することにより、加速性能とロングツーリング時の快適性・経済性を両立させる。また、シフトレバーを前後に操作することでシフトアップ/ダウンができるアクティブマチックのシフトレスポンスを大幅に高め、より俊敏でダイレクト感あふれるシフトフィールが実現されている。

また、全車にHDDナビゲーションシステムを標準装備。リアゲート、助手席側CX-7ーに配置したCCDカメラによる駐車システム、カードタイプのキレスエントリー&スタートシステム、フルオートエアコンなど装備面も充実。またオプションでBose社と共同開発したサラウンドシステムを用意。プレミアムオーディオならではのダイナミックなサウンドの再現が可能となっている。

「見る・運転する・使う」というシンプルなコンセプトを追求したCX-7。従来の泥臭いSUVのイメージをリセットし、スポーツカーのもつスタイリッシュなデザインと動力性能を融合させたCX-7は、ユーザーに新たなSUVのイメージを与えることになるだろう。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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