autoc-one.jp 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム 「マツダ CX-5」の登場でクリーンディーゼルが大ブームへ!/松下宏 2ページ目

自動車評論家コラム 2012/3/21 18:53

「マツダ CX-5」の登場でクリーンディーゼルが大ブームへ!/松下宏(2/3)

「マツダ CX-5」の登場でクリーンディーゼルが大ブームへ!/松下宏

これまでもいくつかのクリーンディーゼルが販売されてきたが・・・

CX-5は好調な受注を集めているが、それ以前にも最新のポスト新長期規制に対応するクリーンディーゼルを搭載したクルマは何車種か販売されていた。

メルセデス・ベンツ E350 ブルーテック

最初に発売されたのは「メルセデス・ベンツ Eクラス」で、メルセデスはポスト新長期規制の前の「新長期規制」の段階からディーゼル車の販売を始めていて、最新規制にも尿素を使った排気ガス浄化システムを使ってクリーンディーゼルへと仕上げてきた。

メルセデス・ベンツ Eクラスのステーションワゴンは、高価な輸入車なので、絶対的な台数はさほどではないものの、クリーンディーゼルがガソリン車よりも多く売れるくらいに高い人気を集めている。

これは、前述のように、購入時の自動車取得税と自動車重量税が免税になり、しかもクリーンディーゼル補助金が受けられるため、数十万円のお得感が生じることが大きな理由でもある。

BMW X5 xDrive35d

輸入車ではほかに、「メルセデス・ベンツ Mクラス」「BMW X5」などにもクリーンディーゼル搭載車がラインナップされているほか、フォルクスワーゲンやプジョーなどもディーゼル市場への参入を表明している。

今後は次々にクリーンディーゼルを搭載した輸入車が売り出されるだろう。今年は「BMW 3シリーズ」のディーゼルも楽しみだ。

日産 エクストレイル クリーンディーゼル 20GT

Eクラスの次にクリーンディーゼルを設定したのは「日産 エクストレイル」。

ルノー製エンジンをベースに尿素による後処理なしで、クリーンディーゼルへと仕上げた点が高く評価されるエンジンだった。

エクストレイルは本格派オフロード4WDとして、雪道や悪路、オフロードなどを走るユーザーに支持されるクルマであり、そうした使い方ではディーゼルエンジンのトルクが求められるため、一定の比率でディーゼル車が売れた。

ただ、エクストレイルディーゼルはデビューした当初が6速MT車だけの設定だったこともあって、AT車が求められる日本の市場では当時、あまり普及しなかった。後にATモデルが追加されるものの、爆発的な普及には至っていない。

三菱 パジェロロング(ディーゼル)

エクストレイルに続いて三菱の本格派4WDである「パジェロ」にもクリーンディーゼルが設定されたが、これも価格がかなり高くなることなどが理由で、限定的な売れ方にとどまったのが実情だ。

エクストレイルにしてもパジェロにしても、SUVというよりも本格派のオフロード4WDであったことが、クリーンディーゼル車普及の妨げとなってしまった節がある。

日本では本気でオフロードを走ろうというようなユーザーは少なく、また自然破壊をすることなく走れるオフロードはほとんどない。オフロード4WDを求めるユーザーこそ、一定程度は居るものの、大きな広がりにつなげるのは無理があったということだろう。

マツダ CX-5 走行イメージ3

そこで、今回の「マツダ CX-5」だ。

ジャンルでいえばSUVということになり、エクストレイルやパジェロと同じか近い位置にいるのだが、CX-5は本気でオフロードを走るというよりも街乗りに適したクルマとして、乗用車感覚に近いという点が、他車と異なっている。

最低地上高などを考えたらオフロードに持ち出すこともできなくはないが、使途の中心はオンロードが想定されたクルマである。

その分だけ、エクストレイルやパジェロとは違う売れ方になっているのだろう。

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