シーズン直前チェック! 実は4WD技術も凄かった、マツダのディーゼル&AWDの魅力(3/4)
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- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:和田清志
ドライバーとクルマの距離の近さが運転の楽しさにつながる
そしてハンドルやアクセルペダルの操作に素直に反応すると、ドライバーとCX-5の距離感が縮まって運転が楽しく感じられる。
マツダがその走りで主張する「人馬一体」感は、ロードスターのようなスポーツカーだけでなく、SUVのCX-5にも当てはまる。
CX-5の楽しさを改めて実感しながら高速道路を下りると峠道に入った。全高が1700mmを超える背の高いSUVでありながら、前述のように走行安定性が優れる。今回の試乗ではAWDのメリットも味わえた。
例えば減速してカーブに入った後、出口に向けて再び加速を開始する時など、後輪にも最適な駆動力が配分されて前輪の負担を抑える。加速が効果的に行えて、フロントタイヤの横方向のグリップ力にも余裕が生じるから、旋回軌跡を拡大させにくい。走行安定性と運転の楽しさをバランス良く高めた。
[本格AWDなのに、モード切替えスイッチがない本当の理由とは・・・次ページへ続く]
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