マツダ CX-5(2014年一部改良モデル)試乗レポート/九島辰也(3/3)

マツダ CX-5(2014年一部改良モデル)試乗レポート/九島辰也
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MAZDAの“ホンキ”

マツダ CX-5(2014年一部改良モデル)
マツダ CX-5(2014年一部改良モデル)マツダ CX-5(2014年一部改良モデル)

2.2リッターのディーゼルエンジンはあいかわらずの力強さで、3リッターV6クラスの頼もしさを感じた。特に2000回転中盤から踏み込む中速域での過減速は理想的ともいえる。長距離での快適な走りと嬉しい燃費を期待したくなった。

といったのが走りの部分だが、エクステリアの変更も重要な要素。ここで失敗しては元も子もないのがマイナーチェンジの恐ろしさである。

当然、CX-5はそこの部分も無難にこなした。フロントグリル、LEDヘッドライトユニットの造形変更、19インチアルミホイールのデザインを進化させているが、そのすべてがうまくいっている。特にLED部分はがんばっていて、コストのかかるそれを大胆に取り入れた。ウィンカーやバックランプまでやってほしくもあるが、それは次回に持ち越し。見回してもフルLEDはメルセデス・ベンツ「Sクラス」やBMW「7シリーズ」、アウディ「A8」といったフラッグシップばかりなので、時期尚早とも言えなくない。

この他ではダッシュボードのインターフェイスが変わる。この辺は新世代といったところだ。そして、ここでは詳細を省くが、イマドキ的電子デバイスが増えているのもチェックしてほしい。大手メーカーに負けないアクティブセーフティ装備が充実したのはうれしいばかりだ。

といったのが今回のマイナーチェンジの内容。デビュー時より一段とアップデートされた。マツダはどうやらイヤーモデル制度を展開するらしい。ヨーロッパ車のように何年型といった呼び方となりそうだ。その意味からも今回の進化の度合いは注目に値するだろう。そしてそこから彼らの“ホンキ”を窺い知ることができる。

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マツダ CX-5 「XD L Package」[4WD](2014年一部改良モデル) 主要諸元

マツダ CX-5(2014年一部改良モデル)

全長x全幅x全高:4540x1840x1705mm/ホイールベース:2700mm/車両重量:1640kg(19インチタイヤ装着車)/乗車定員:5名/駆動方式:4WD/エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ/総排気量:2188cc/最高出力:175ps(129kW)4500rpm/最大トルク:42.8kgf・m(420N・m)/2000rpm/トランスミッション:SKYACTIV-DRIVE(6速AT)/燃料消費率:18km/L[JC08モード燃費]/メーカー希望小売価格:3,488,400円[消費税込み]

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九島 辰也
筆者九島 辰也

外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX」副編集長、「アメリカンSUV」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON」副編集長なども経験。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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