SUVでトップの燃費と手頃な価格が魅力的!マツダ CX-5 新型車発表会速報
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CX-5は「燃費が良い」!
マツダは本日、クリーンディーゼルエンジンを搭載したクロスオーバーSUV「CX-5」を発表した。
まず、皆さんが最も気になるであろう燃費についてだが、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を搭載したモデルで、
18.6km/L(JC08モード)/20.0km/L(10・15モード)
と実に低燃費。これは、国内の全SUVのなかで最も燃費の良い車種という。
クリーンディーゼルを搭載したSUVといえば、国内では日産のエクストレイル 20GTが有名だが、あちらの燃費は13.8km/L(JC08モード)/14.2km/L(10・15モード)なのでCX-5の圧勝だ。
また、昨年11月に発売されたばかりで燃費の良さがウリの一つであったホンダ 新型CR-Vが14.4km/L(JC08モード)/15.4km/L(10・15モード)、そして車格の異なる日産 ジュークですら17.2km/L(JC08モード)/19.0km/L(10・15モード)であることからも、いかにCX-5の燃費が良いかがお分かりいただけると思う。
ちなみに、CX-5のガソリンエンジン搭載車の燃費は、ディーゼルより若干落ちて
16.0km/L(JC08モード)/17.6km/L(10・15モード)
となってしまうが、これも他のSUVと比べれば平均を上回り、相当に良い値だ。
CX-5は「価格が安い」!
ディーゼルエンジン搭載モデルを購入するメリットの一つが、燃料に「軽油」を使用していること。
軽油は、ガソリンよりも安く購入できる。2/16付のハイオクの平均価格は149円、レギュラーが138円だが、軽油は119円だ。(※参考 gogo.gs)これは、ガソリンエンジン搭載モデルに比べ、大きなメリットとなる。
だが上記のアドバンテージも、「車体の価格が高い」と金銭的なメリットは相殺されてしまう。昨年、CX-5のクリーンディーゼルが日本へも導入されるであろうと囁かれていた時、予想価格は300万円前後になるのでは?という噂があった。
だが蓋を開けてみれば、その価格はディーゼル搭載のエントリーモデルで258万円と、かなり安価に設定された。ガソリンエンジン搭載モデルならば205万円からという破格の安さだ。
これには、マツダ側のしたたかな戦略が見え隠れする。
マツダでは、SKYACTIV技術の開発にあたり「マツダ モノ造り革新」と題し、90年の歴史を持つ同社でも最大規模の改善に取り組んだという。その対象は、開発・購買・生産などクルマ造りの全プロセスに及んだ。結果、コストパフォーマンスの向上が図れたという。
だが現在、日本におけるディーゼル販売比率は1%にも満たないため、ディーゼルモデルを含めた販売に勝算があるのか、一抹の不安もよぎる。
しかし、山内社長はこう話す。
「既にCX-5に試乗した方々には、“今までのディーゼル車のイメージを変える、異次元の走りを持ったクルマだ”というコメントを頂いています。私自身もCX-5を試乗しましたが、40年間マツダ車に乗ってきた私ですらCX-5で初めて味わう静かさや圧倒的な加速に魅了されました。
常識を覆すSKYACTIV-Dエンジンのパフォーマンスと燃費、戦略的な価格や減税・補助金の効果も併せて、日本市場でも勝算ありと私は確信しています」
CX-5の販売目標台数は、日本では年間12,000台と控えめな数値だが、クロスオーバーSUVが人気の海外では年間16万台を狙い、アクセラ・アテンザ・デミオに続く基幹車種へと育て上げていくという。
さらに、山内社長は、
「CX-5は新生マツダの象徴であり、私達の将来を担っている。“社運をかけた”ともいうべき重要な車種だ」
とコメントする。
マツダにとって命運をかけたCX-5、海外で成功して欲しいのはもちろんだが、日本でもぜひ「ディーゼルブームの火付け役」になって欲しいと願う。
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