[10/8情報追加]マツダ 新型アクセラ スポーツ/アクセラ セダン [2013年秋デビュー予定] 新型車解説/松下宏(2/2)

[10/8情報追加]マツダ 新型アクセラ スポーツ/アクセラ セダン [2013年秋デビュー予定] 新型車解説/松下宏
マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定] 画像ギャラリーはこちら

ガソリン車のプロトタイプに先行試乗!

マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定]マツダ 3代目 新型「アクセラ」(海外名:MAZDA3)[2013年秋デビュー予定]

パワートレーンは3種類4機種が用意される。ひとつの車種でガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの3種類から選択できるのは、国産車では初の設定であり、ガソリンエンジンは2機種が搭載される。

ガソリンは1.5Lと2.0LのSKYACTIV-Gが設定され、ディーゼルは2.2LのSKYACTIV-Dだ。2.0Lのガソリンもそうだが、とりわけ2.2LのディーゼルはCX-5やアテンザで余裕の走りを示しているエンジンだから、アクセラのボディに対して相当な余裕があるのは間違いない。

ディーゼルは今回は試乗車が用意されていなかったが、期待されるエンジンである。ガソリン車とディーゼル車には、SKYACTIVの6速ATと6速MTが設定される。マツダはマニュアル車にも一定の需要があると見て割と広く設定している。

ハイブリッド車は2.0Lのガソリンエンジンにトヨタから供給を受けるハイブリッドシステムを組み合わせ、トランスミッションはe-CVTとなる。ハイブリッド車はセダンにのみ設定され、セダンには逆に2.0Lのガソリン車と2.2Lのディーゼル車は搭載されない。セダンでは1.5Lかハイブリッドかという選択になる。

ドライバーの感覚に合致した滑らかな走りを実感

マツダ 3代目 新型「アクセラ」[2013年秋デビュー予定]マツダ 3代目 新型「アクセラ」[2013年秋デビュー予定]

ハイブリッド車も今回は用意されておらず、性能なども明らかにされていないが、SKYACTIVエンジンとハイブリッドの組み合わせという新しい試みがどんな結果を見せるか、これまた楽しみである。

燃費の良いSKYACTIVエンジンにハイブリッドを組み合わせるのだから、とても燃費の良いクルマになるのか、あるいはすでに燃費の良いSKYACTIVエンジンなので、ハイブリッド化しても進化する幅は小幅なものにとどまるのか、いろいろな意味で注目される。マツダの技術者の意地が示されるかどうかだ。

このほかi-stopはガソリンとディーゼルの全車に設定され、ハイブリッド車はi-stopがなくてもアイドリングストップ機構が可能だから、全車とも停車中にはエンジンが止まる。またアテンザから採用が始まったi-ELOOPは、2.0Lのガソリン車とディーゼル車に搭載される。また4WD車は1.5Lエンジンを搭載したセダンとスポーツの両方に用意される予定という。

試乗したのはガソリン車のみで、1.5Lは6速AT車のみ、2.0Lは6速AT車と6速MT車の両方があった。MT車にも一定の需要があるにしても、若いユーザーはMT車に乗る免許を持っていない人が多いから、売れ行きは限定的なものになるだろう。渋滞の多い都市部では敬遠されることが多いから、地方の年配のユーザーが中心になるのではないか。

箱根ターンパイクを使っての試乗では、最近のマツダ車らしい走りの味が感じられた。マツダはかつてキビキビした走りを特徴としていて、たとえばステアリングはスッと切ればパッと曲がるといったレスポンスの良さを特徴としていたし、エンジンのレスポンスや乗り心地の硬さなどについても、スポーティ志向が強く表れていた。

マツダ 3代目 新型「アクセラ」[2013年秋デビュー予定]

それが変わり始めたのはプレマシーからで、その後のCX-5やアテンザなども同様に、スッと切ればパッと曲がるのではなく、操舵に対して滑らかに挙動がつながっていくような走り方をするクルマが作られてきた。

今回のアクセラもそうした新しいマツダの走りの味を表現したモデルとされていて、滑らかでドライバーの感覚に合致した自然な走りのフィールを味わわせてくれた。

これはともすれば、特に急な勾配のあるターンパイクでの走りでは、走りの物足りなさにつながることにもなりかねないのだが、資源環境の時代である今どきのクルマは、こうした走りが合致している。

このほか、i-アクティブセンスの安全装備もいろいろなものが採用されるなど、アクセラはいろいろな意味で進化を遂げている。まだ詳細な装備内容や価格などは明らかになっていないので簡単に判断することはできないが、10月上旬からの受注開始が楽しみなクルマであるのは間違いない。

マツダ 新型アクセラ[2013年秋 発売予定モデル]

全長x全幅x全高:4460x1795x1470mm[アクセラスポーツ] 4580x1795x1455mm[アクセラセダン]/ホイールベース:2700mm/乗車定員:5名/ステアリング位置:右/駆動方式:2WD(FF)/4WD/エンジン種類:SKYACTIV-G 1.5/SKYACTIV-G 2.0/SKYACTIV-D 2.2(ハイブリッドの詳細は現在未公表)/総排気量:1496cc/最高出力:111ps(82kW)/6000rpm/最大トルク:14.7kg-m(14N・m)/3500rpm/トランスミッション:SKYACTIV-DRIVE 電子制御6速オートマチック(アクティブマチック)/SKYACTIV-DRIVE-MT(6速マニュアル)

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松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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