THE NEXTALK ~次の世界へ~ マツダ プログラム開発推進本部主査 猿渡健一郎 インタビュー(1/5)
- 筆者: 御堀 直嗣
- カメラマン:佐藤靖彦
THE NEXTALK ~次の世界へ~
日々進化する自動車技術。それを取り巻く自動車環境・・・。
現代人の生活は、この「自動車」という分野と、隔絶し難い関係であることは言うまでもない。世界中の自動車メーカー各社が生み出す最新テクノロジーは、まさに目まぐるしい競争社会の中で、それぞれの成長過程を築き上げ、それを私たちの生活を含めた広い分野へと放出しはじめている。
しかし、我々の生活と自動車の密接なる関係は、一体どのように形成され、そしてどのように発展していくのか。そんな疑問に立ち返りながら、自動車と深く関わり合う業界のキーマン達へ直撃インタビューを行う企画、それが「THE NEXTALK ~次の世界へ~」だ。
さて、今回のキーマンは、今注目のマツダ アクセラ SKYACTIVの開発主査を務めた、プログラム開発推進本部主査の猿渡健一郎氏。2009年の5月1日、主査に抜擢された猿渡にくだされたミッションは、“マイナーチェンジのアクセラにSKYACTIVのエンジンとトランスミッションを載せるだけでよい”ということだった。
その瞬間、彼が頭で描いた構想図とは一体どのようなものだったのか・・・。
猿渡健一郎(さるわたり けんいちろう)プロフィール
1965年1月19日生まれ
1987年4月:マツダ株式会社入社 技術開発本部 パワートレイン設計部(エンジン開発企画担当)
1997年4月:パワートレイン開発センター:パワートレイン開発推進室 アシスタントマネージャー (センティア、カペラのRF-TDIエンジン開発リーダー)
1998年6月:マツダノースアメリカンオペレーションズ(MNAO)出向 パワートレイン実験グループマネージャー
2000年9月:マツダ株式会社帰任 パワートレイン開発センター:パワートレイン開発推進室 アシスタントマネージャー
2004年9月:パワートレイン開発本部:パワートレイン開発推進部主幹(アテンザ/マツダ6のMZRエンジン開発リーダー)
2005年4月:パワートレイン開発本部:パワートレイン開発推進部副主査
2009年5月:プログラム推進本部、アクセラ担当主査
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