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試乗レポート 2013/10/23 18:33

マツダ 新型 アクセラハイブリッド[SKYACTIV-HYBRID] 試乗レポート/渡辺陽一郎(4/4)

マツダ 新型 アクセラハイブリッド[SKYACTIV-HYBRID] 試乗レポート/渡辺陽一郎

どっちを買う!?「アクセラディーゼル 」vs「 アクセラハイブリッド」

マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック]

それにしても、なぜアクセラにハイブリッドを設けたのだろう。2013年10月10日に掲載したマツダ新型アクセラハイブリッド・ディーゼル新型車解説でも触れたように、装備の違いを補正すると、ハイブリッドとクリーンディーゼルターボは実質的にほぼ同じ価格になる。ディーゼルも低燃費で軽油価格も安いため、燃料代にも大きな差は開かない。

そしてアクセラを買うのはクルマ好きだろう。世の中の「ハイブリッド一辺倒」に懐疑的で、ディーゼルで推した方がマツダらしくて好感が持たれるように思う。少なくとも個人的には、日本で悪者扱いされたディーゼルを果敢に投入し、市場に根付かせた功績を立派だと感心していたから、「今さらアクセラがハイブリッドなの?」と不思議に感じた。

日本人の心の深層が、アクセラハイブリッドを生み出した!?

マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック]

この点を開発者に尋ねると「今の日本で売れる3ナンバーサイズのミドルカーは大半がハイブリッド。そこを無視するわけにはいかない」と言う。しかし「大半がハイブリッド」といっても、それは格安で登場して人気を得たプリウスと、これをベースにしたプリウスαだけだろう。SAIやアコードハイブリッドが好調に売れているわけではない。

そこでさらに尋ねてみると、マツダ車の顧客の無視できない数がプリウスに代替えしたらしい。開発者は「今は奥様がクルマ購入の主導権を握っていますから」とも打ち明けた。

奥様は家計を担うからハイブリッドという見方もできるが、それだけではない。奥様同士が集まって「ウチは燃費がイイからプリウス」「我が家はプリウスが予算オーバーでアクアにしちゃった」「実家の両親も乗せるからフリードハイブリッドが便利よ」となった