マツダ 新型 アクセラハイブリッド[SKYACTIV-HYBRID] 試乗レポート/渡辺陽一郎(3/4)
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- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:和田清志
燃費性能や操縦性と乗り心地の関係性
タイヤも大きく関係している。5ドアハッチバックの20Sは18インチ(215/45R18)で、試乗車が装着していたブランドはトーヨー プロクセスT1スポーツだった。指定空気圧は前輪が240kPa、後輪が220kPaになる。
対するセダンのアクセラハイブリッドは16インチ(205/60R16)で、ブランドはブリヂストン エコピアEP150。指定空気圧は前後輪ともに250kPaと高めだ。転がり抵抗の軽減を重視している。そしてハイブリッドのタイヤは指定空気圧を含めて1.5リッターエンジンの15Cや15Sと同じ。車両重量は120kg重いので、ハイブリッドは路面をつかむ力が不足気味になった。
乗り心地は20Sが硬めながら重厚感が伴うのに対し、アクセラハイブリッドは少々粗い。こういった無理が伴う代わりに、優れた燃費性能を達成している。
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