マツダ アテンザ 鹿児島ロングドライブレポート/飯田裕子(1/2)

マツダ アテンザ 鹿児島ロングドライブレポート/飯田裕子
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大人の女性にも受け入れられやすいモデル?

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鹿児島空港から指宿をマツダ アテンザでロングドライブ。

昨年の11月下旬に登場したモデルながら、実は私にとって今回がアテンザ初試乗でした。ちなみに発売から3ヶ月経つアテンザは1万2000台(予定の4倍)と販売も好調の様子。

マツダの次世代技術『スカイアクティブテクノロジー』を初めてフル採用したSUV「CX-5」の仕上がりのほどは、ご存知の方も少なくないはず。同様のコンセプトにプラスしてエネルギーロスの低減を図るキャパシタを採用したアテンザにはかなり期待をしていました。

さらにその期待を高めた材料の一つにはデザインも含まれます。

デザインは好みがあるものの、前回の東京モーターショーで、このアテンザのデザインコンセプトとしてステージに上がっていた『雄(TAKERI)』は実に好印象。

このとき、私はアラサー&アラフォーの女性ばかり十数名とショーをまわっていましたが、ほとんどの女性たちが『雄(TAKERI)』を大絶賛!

理由は、ボディカラーと動物的な筋肉美に好感を抱いたからだとか。

そこで「ステージ上が理想なら、現実はどうなのか…」と。

正式に登場したアテンザは、十分にデザイン性で存在感をアピールできるモデルとしてステージから一般道に4つのタイヤを降ろしたと言えそうです。

ならばモーターショーでの傾向も踏まえ、大人の女性にはきっと受け入れられやすいのではないか?ならばファミリーでも、奥さんを口説きやすいモデルかもしれないと想像を膨らませた…。

多少のボディの大きさを感じるも、これまでの印象よりも1クラス上の質感を感じることができる

マツダ アテンザ

さて、今回のルートは、鹿児島空港から一般道を通り宮崎県にもほんの少し足を踏み入れ、宮崎自動車道から九州自動車道、指宿スカイラインなどを通り指宿の宿泊先を目指す、約230キロのコース。翌日の帰路では110キロほど走って再び鹿児島空港に帰着するコースでした。

その間試乗したモデルを紹介すると

「2リッター ガソリン+6ATのセダン」「2.2リッターディーゼルターボ+6ATのセダン」「2.2リッター ディーゼルターボ+6MTのワゴン」「2.5リッター ガソリン+6AT」の計4台。

マツダ アテンザマツダ アテンザ

マツダの開発者に聞くと、実はディーゼルのMTモデルが全体の販売の15%を占めているという細かい情報も得てびっくり!

アテンザの運転席に座り一般道に出ると、1840mmという車幅の広さからか少々ボディの大きさを感じることも。

けれど運転席からの死角が多いわけでも、運転中に特に気になる部位があるわけではなく、少し走れば次第にボディのカッチリ感やスムーズな身のこなしが強まり、むしろ空間の居心地の良さが運転席でも感じられ、これまでの印象よりも1クラス上の質感を感じることができました。インテリアの質感をより高めたら、さらにアップグレード感も高まりそう。

マツダ アテンザ

後席のスペースもボディサイズに対し十分。ラゲッジスペースもアレンジシートも含め、セダンもワゴンともに実用性が感じられる造りとなっていました。

またステアリングフィールは、最初はやや軽めという印象を持つも、クルマの挙動を知るインフォメーションが軽薄かと言えば、こちらもシーンを選ばず常に手元に伝わってきます。おかげで軽めと感じた印象など一瞬のことで、あっという間に十分な手応えの得られるモデルとして様々なシーンを走るほど信頼度は増すばかりです。

余談ながらそんな雰囲気からこのアテンザにV6 3Lクラスのエンジンを搭載したらどんなリッチな気分を味わえるのだろうと妄想するも、すぐにそれをかき消す私。だって『スカイアクティブテクノロジー』こそが魅力であり、現代の最新にしてスタンダードなマツダ車なのですから…。

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飯田 裕子
筆者飯田 裕子

OL時代に始めたレース活動をきっかけに、クルマへの興味/関心を深め、フリーの自動車ジャーナリストに転身。自動車雑誌への執筆や自動車系TV番組出演などから、活動の場を広げ、現在では女性誌および一般誌、新聞、Web、ラジオ番組でのパーソナリティ、TV、トークショーと活躍の場は幅広い。ドライビングインストラクターとしてのキャリアも長く、自動車メーカーをはじめ、一般企業、保険会社、警視庁などが主催するスクールでの指導にも定評あり。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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