リンカーン MKX 試乗レポート/岡本幸一郎(1/5)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
この顔で後ろにつかれたら・・・
リンカーンブランドが、フォード・ジャパン・リミテッドの手により日本に導入されることになったのが2008年。
まずはフルサイズSUVのナビゲーターが登場し、ほどなくしてミドルサイズCUV(クロスオーバーSUV)のMKXが販売開始された。
そしてこのほど、MKXの2011年モデルが発売。フェイスリフトにとどまらず、インテリアも大きく変わり、新規パワートレインや数々の新しい装備を採用するなど、全面的に手が加えられた。
2011年モデルのMKXは、まずフロントマスクがとても印象的だ。翼を広げたような形状の「スプリット・ウイング・デザイン」は、リンカーンの往年の名車に由来するもので、本国のリンカーンの5車種にも既に採用済み。こんなクルマが後ろから迫ってきたら、思わず道を譲ってしまいそうだ。
また、フロントに合わせてテールランプもウイングシェイプとするなど、リアビューも一新されている。従来の格子状のグリルや横一文字のリアガーニッシュも個性的だったが、生まれ変わった新型MKXは、従来型よりもずっと存在感が増したように目に映る。
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