リンカーン MKX 試乗レポート/九島辰也(1/4)
- 筆者: 九島 辰也
- カメラマン:島村栄二
もっと積極的な展開を期待したい、リンカーンブランドの新星モデルに試乗!
20世紀初頭、キャデラック・モーター・カンパニーを設立したヘンリー・マーティン・リーランド。GMと袂を分かつと、今度はリンカーン・モータースを興し、その後フォード・モーター・カンパニーと手を組むこととなる……。
なんて話はともかく、久々にリンカーンの新型車を試乗した。日本へはフォード・ジャパンを通じて輸入されているが、なかなかステアリングを握る機会がないのが実情だ。
このところのキャデラックの活躍を鑑みれば、もう少し積極的に展開してもいいようなものだが、全般的なアメリカ車人気をみると、それも厳しいのかもしれない。
それじゃクルマとしてフューチャーするところはないのかといえば、そんなことはない。ここでご紹介する新型MKXは、SUVの国アメリカで生まれただけの存在感と機能性を兼ね備えている。
では、新型はどう進化したのか?具体的には、エクステリア&インテリアデザイン、パワートレーン、それからオーディオや空調を調整するインターフェイスが変わっており、ドライバー・コネクト・テクノロジーは「My Lincoln Touch」というものが搭載された。
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