【比較】日産 新型スカイラインハイブリッド vs レクサス ISハイブリッド どっちが買い!?徹底比較(3/3)

【比較】日産 新型スカイラインハイブリッド vs レクサス ISハイブリッド どっちが買い!?徹底比較
日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」フロントイメージ 日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」リアイメージ 日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」 フロントエクステリア 日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」 リアエクステリア 日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」 サイドエクステリア 日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」 エクステリア・フロントビュー 日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」 エクステリア・リアビュー 日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」 LEDヘッドランプ 日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」  日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」 エンブレム 日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」 画像ギャラリーはこちら

日産 新型スカイラインハイブリッド vs レクサスIS -燃費・装備対決-

インフィニティ Q50(日産 新型スカイライン)

燃費は、スカイラインハイブリッドの350GTハイブリッド タイプPが「17.8km/L」IS300hが「23.2km/L」だ。排気量が小さい分、ISが勝る。

装備は、スカイラインハイブリッドの圧勝。衝突回避の支援機能を大幅に充実させている。ミリ波レーダー方式だが、衝突を回避できる設定速度の限界を時速60kmとしている。2台先を走る車両も検知して、早期に回避操作を開始することも可能だ。

さらに後側方車両検知の機能も備わり、気付かずにレーンチェンジを開始すると、自動的に元の車線に引き戻す制御も行う。フロントカメラを使って、走行レーンに沿って走るようにステアリングを制御する機能も備えた。

これらが、500万2,560円の350GTハイブリッドタイプPに標準装着され、カーナビもセットされているのだからお買い得である。

レクサスISも、ミリ波レーダーを使った衝突回避の支援機能と車間距離制御のクルーズコントロールを6万3,000円の低価格で設定するが、安全装備はスカイラインハイブリッドが勝っている

日産 新型スカイラインハイブリッド vs レクサスIS -総合評価-

日産 新型 スカイライン「350GT HYBRID Type SP」エンジンレクサス 新型「 IS」

以上を総合的に判断すると、商品力はスカイラインハイブリッドが上まわる。スカイラインハイブリッドはボディが大柄な割にリアシートも広くないものの、動力性能と安全装備では圧勝だ。

スカイラインハイブリッドの問題はやはり「操舵感」だ。「IS」の方が自然で好感を持つユーザーも多いだろう。

その意味ではISを選ぶ価値も十分にあるが、「機能や装備と価格のバランス」で判断すればお買い得なのは断然スカイラインハイブリッドになる。

それにしても日産は、ずいぶんと面白いクルマを造ったと思う。

今後、メルセデス・ベンツ製の2リッター直4ターボを搭載するのも興味深い。スカイラインハイブリッドのような味付けは、メルセデス・ベンツは絶対にやらないと思うが、そこに基本設計が同一のエンジンが積まれる。

スカイラインハイブリッドもISも、海外向けの商品ではあるけれど日本で売るならもう少し販売に力を入れるべきだろう。特にスカイラインハイブリッドは中身を考えれば前述のように割安で、独特の面白さがある。

日産の礎を築いた、伝統の「スカイライン」なのだから。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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