ラグジュアリーなのに本格悪路走行もこなすレクサス最上級“四駆”「LX」試乗レポート(1/3)

ラグジュアリーなのに本格悪路走行もこなすレクサス最上級“四駆”「LX」試乗レポート
レクサス LX570 画像ギャラリーはこちら

ランドクルーザー200をベースに開発

レクサスはトヨタの高級車ブランド。北米では1989年に開業したが、日本国内にレクサス店が設けられたのは2005年であった。海外に比べて参入が遅れたが、今では10年を経てバリエーションが充実してきた。

2015年のレクサスの注目車はフルモデルチェンジを受けた「RX」だが、インパクトという点では『LX』の国内導入も見逃せない。

レクサス『LX』はトヨタ「ランドクルーザー(200)」をベースに開発され、現行型は海外では2007年に登場した。なので新しいクルマではないが、日本国内の発表は2015年8月20日(発売は9月14日)だから、新型車と表現しても良いだろう。

レクサス『LX』の詳細解説は8月20日に掲載したので、今回は試乗した印象を述べたい。

実用性はランドクルーザーと同等

前述のようにボディの基本部分は「ランドクルーザー」と共通だが、ボディ後端のピラー(柱)の形状などは異なっている。変更を加えたところは多い。

ボディはかなり大柄で、全長が5065mm、全幅は1980mm、全高は1910mmに達する。「ランドクルーザー」と全幅は同じだが、全長は『LX』が115mm長く、全高も30mmほど高い。スピンドルグリルを備えたフロントマスクは大胆でかなり目立つ。

車内に入るとインパネの形状も「ランドクルーザー」とは違う。質感はレクサスのセダンと変わらず、インパネの中央には12.3インチのワイドなディスプレイが備わる。

前席はサイズに余裕があり、腰を包む形状で座り心地は快適だ。このあたりもレクサス車らしく造り込んだ。

後席(2列目シート)は、床と座面の間隔が不足して膝が持ち上がりやすい。耐久性の優れたフレーム構造を採用し、なおかつ最低地上高を225mmに高めたことで、床が大きく持ち上がったからだ。なので乗降性も良くない。

後席の着座姿勢は不満だが、スライド位置を後端まで寄せると足元空間は相応に広がる。身長170cmの大人4名が乗車して、後席に座る同乗者の膝先には握りコブシ2つ半の余裕があった。

荷室には3列目の補助席も装着されるので、片道30分程度の距離であれば多人数の乗車も可能だ。こういった実用性は「ランドクルーザー」と同等である。

ボディカラー:ソニックチタニウム/インテリアカラー・シートカラー:サンフレアブラウン/タイヤ&ホイール:275/50R21 110Hタイヤ&21×8 1/2Jアルミホイール(切削光輝)ボディカラー:ソニックチタニウム/インテリアカラー・シートカラー:サンフレアブラウン/タイヤ&ホイール:275/50R21 110Hタイヤ&21×8 1/2Jアルミホイール(切削光輝)ボディカラー:ソニックチタニウム/インテリアカラー・シートカラー:サンフレアブラウン/タイヤ&ホイール:275/50R21 110Hタイヤ&21×8 1/2Jアルミホイール(切削光輝)ボディカラー:ソニックチタニウム/インテリアカラー・シートカラー:サンフレアブラウン/タイヤ&ホイール:275/50R21 110Hタイヤ&21×8 1/2Jアルミホイール(切削光輝)
1 2 3 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

レクサス LXの最新自動車ニュース/記事

レクサスのカタログ情報 レクサス LXのカタログ情報 レクサスの中古車検索 レクサス LXの中古車検索 レクサスの記事一覧 レクサス LXの記事一覧 レクサスのニュース一覧 レクサス LXのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる