【試乗】トヨタの自動運転「Mobility Teammate Concept」を体験してきた(2/4)
- 筆者： 国沢 光宏
- カメラマン：和田清志・TOYOTA
トヨタも自信あり！？ 交通量の多い首都高での実演
難しいのが交通量の多い区間。
といった意味で首都高は自動運転にとって最もハードルが高いと言ってよかろう。デモの場所に首都高を選んだあたり、トヨタも自信あるということです。
聞けば95％以上の確率でスムースに流入し、ジャンクションで前後左右のクルマを確認しながら上手に曲がり、退出出来るそうな。
さっそく自動運転実験車(Highway Teammate：ベースモデルは「レクサス GS」)に同乗してみることに。
されどこういったデモを体験すると、私は5%のオトコになってしまう。困ったことに相当難しい状況に遭遇した。
現実の世界に出ると・・・テストコースでは分からなかった予想外の事態だって起きうる
首都高本線への合流の際、ほぼ真横にトラック。”自動運転君”は少し減速し、後ろに入ろうとしたのだろう。ところがトラックも譲ってくれようとして減速。流入地点までニッチもサッチもいかず。
最終的にはドライバーにバトンタッチされたのだけれど、依然として難しい状況は残る。
このあたりトヨタも十分に認識しており、ドライバーの居ない自動運転は今の技術では難しいと考えている様子。
ただ実現すればドライバーの負担が大幅に減ることは間違いなし。技術の進化を見守りたいと思う。
[新型クラウンに搭載された「ITS Connect」とは・・・次ページへ続く]
夢の自動運転が実現！トヨタが高速道路で実験、合流もスムーズ！
■夢の自動運転が実現！トヨタが高速道路で実験、合流もスムーズ！
[ https://youtu.be/1TTpRfaJ_MA ]
[2013年時点でのトヨタ自動運転技術レポート]も併せてチェック！
■トヨタ 先進技術試乗レポート ～自動運転から燃料電池、小型モビリティまで～／国沢光宏[2013年10月23日]
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1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない（本人談）Ｗｅｂサイトを運営中。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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