「レクサスRC F CCSコンセプト」「トヨタ アルファード/ヴェルファイア TRDバージョン」試乗(3/3)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:茂呂幸正
余計な動きが抑えられ、コントロールも容易に
最後に、現在大人気のLクラスミニバン、「アルファード/ヴェルファイア」のTRDバージョンにも試乗した。
ノーマルは車体やプラットフォーム、サスペンションの改良により、先代モデルから走りのレベルは引き上げられているが、快適性を重視したセットアップのためにクルマの動きは大きく、運転する楽しさはと言うと「ウーン」と言った印象である。
そんなアル/ヴェルをベースにメンバーブレースやパフォーマンスダンパーでボディ剛性バランスをコントロール、エアロパーツで前後の空力バランスを調整、更に専用サスペンションと19インチアルミ&ミシュランパイロットスポーツ3(245/40ZR19)の採用で、スポーティミニバンと言っていい仕上がりに。
クルマの余計な動きが抑えられ、ロールを感じながらも車両Gをコントロールしやすいハンドリングを実現している。ノーマルよりも若干硬めの設定だが、快適性は十分確保されているのでご安心を。頭や目線がブレないので、運転のしやすさと言う意味では、ノーマルよりもアップしているはず!?
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