SUVが盛りだくさん!レクサス NXやホンダ CR-V ハイブリッドなど、上海ショーで注目の新型モデル
- 筆者: オートックワン 編集部
4月12日からのニューヨークオートショーに引き続き、翌週19日からは中国でモーターショーが開催されました。
中国のモーターショーは北京と上海で交互に開かれており、今年は上海での開催となりました。
上海モーターショーでは、中国ならでは(!?)のパクリカーも数多く展示されていましたが、ここでは国産車の注目車種を紹介します。
レクサス NX
レクサスのコンパクトクロスオーバーSUV「NX」のマイナーチェンジモデルが発表されました。
新型NXは、エクステリアデザインがさらに進化して、洗練された力強さを表現。フロントバンパーをより鋭く低重心な造形として、さらにスピンドルグリルをLXやRXとの共通性をもつデザインとすることで、レクサスのSUVとしての個性を押し出しています。
インテリアは一層の質感向上を図るとともに、先進装備を充実させて、快適性・利便性を高めました。
さらに、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を新たに採用し、安全運転支援の強化し、より安全なSUVになりました。
なお、新型NXの国内発売は、2017年秋頃の予定です。
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ホンダ CR-V ハイブリッド
2016年10月にすでに北米で発表・発売された5代目ホンダ CR-Vですが、上海モーターショーではハイブリッドモデルが世界初公開されました。
今回公開されたCR-V ハイブリッドは、2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツハイブリッド) i-MMD」を搭載し、力強い走行性能と優れた環境性能を両立しました。
さらに、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」をはじめ、充実した装備を採用しています。
CR-Vは、1995年の初代デビューから、モデルチェンジごとに大型化し、3代目以降はミドルサイズSUVに昇格しています。
ボディサイズも初代と5代目を比べると、全長は+200mm、全幅は+約100mmと拡大。5代目モデルはCR-V史上最大のボディサイズとなっています。
中国では2017年後半の発売を予定しているのですが、日本では2016年9月に4代目CR-Vがに販売を終了して以降、残念ながら未だ新型モデルは販売されていません。
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日産 キックス
日産はコンパクトクロスオーバーのキックスを上海モーターショーで公開し、中国の若者向けに発売します。
「日産 キックス」というと、三菱 パジェロミニのOEM車である軽自動車を思い浮かべる方もいるかもしれないですが、今回中国で公開されたキックス(KICKS)は、ジュークとエクストレイルの中間位置づけとなるSUVなのです。(軽自動車のキックスは「KIX」)
キックスは、2016年にブラジルでの発売を皮切りに、中南米各国で順次発売されています。
革新的なクロスオーバーとして、中南米ではすでにいくつかの賞を受賞しています。
中国ではコンパクトSUVの成長が著しく、特に若者の間で人気があるそうです。
キックスは、フレッシュで若々しいデザインと広々として快適なインテリアで、ターゲットとなる1990年以降に生まれた若い世代にアピールするするにはもってこいのモデルということです。
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スズキ SX4 Sクロス
スズキはCセグメントクロスオーバー車の新型SX4 Sクロスを公開しました。
新型SX4 Sクロスは、フロント周りが大幅に刷新されました。(ネットでは「BMWに似てる」という声も。。。)
新型SX4 Sクロスのパワートレインは、1.0リッター・1.4リッターブースタージェットエンジンと、日本にはない1.6リッターDDiS ディーゼルエンジンの2種類に、6AT/5MT/6TCSSのトランスミッションが組み合わされます。
駆動方式は2WDとALLGRIP(4WD)が用意されています。
新型SX4 Sクロスは、中国の合弁企業である重慶長安鈴木汽車有限公司が生産・販売を行い、2017年中に中国国内に順次投入する予定となっています。
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