autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート ”トップofレクサス” 新型「LS500」「LS500h」に公道試乗|レクサスが目指した”他ブランドにはない味”とは 2ページ目

試乗レポート 2018/2/8 18:02

”トップofレクサス” 新型「LS500」「LS500h」に公道試乗|レクサスが目指した”他ブランドにはない味”とは(2/2)

関連: レクサス LS Text: 山本 シンヤ Photo: 島村 栄二
レクサス 新型LS500 ”EXECUTIVE”[AWD・V6 3.5リッターツインターボ]
レクサス 新型LS500 ”F SPORT”[FR・V6 3.5リッターツインターボ]レクサス 新型LS500 ”F SPORT”[FR・V6 3.5リッターツインターボ]レクサス 新型LS500 ”F SPORT”[FR・V6 3.5リッターツインターボ]レクサス 新型LS500 ”F SPORT”[FR・V6 3.5リッターツインターボ]画像ギャラリーはこちら

レクサスが目指した”味”に最も忠実な仕上がりをみせるLS500

フットワークに関してだが、ハイブリッドのLS500hのインプレッションの中には「サイズを感じさせない身のこなしは素晴らしい」と言う意見の一方で、「高級車にしては乗り心地がけしからん!!」と意見も見かけられた。

これに関しては、車両重量が重いハイブリッドのLS500hのスポーティ仕様「Fスポーツ」が最も顕著に表れている(開発者も組み合わせ的には厳しいと語っていた)のと、タイヤの空気圧にセンシティブな性格だった事が要因だったようだが、今回乗ったLS500は、LS500hとは印象がちょっと異なった。

BMW 7シリーズほど機敏ではなく、メルセデス・ベンツ Sクラスほどゆったり系ではない心地よいダルさを持つ“いい塩梅”のステアフィール、操作に忠実で舵が一発で決まるライントレース性、2トン以上あるクルマとは思えないフットワークの軽さや動きの素直さなどはもちろん、直進時は矢のようにビシーっとした安定性と目線がほとんどブレない足さばきの優れたフラットな乗り心地がバランスよく両立されている。

レクサス 新型LS500h ”EXECUTIVE”[FR・V6 3.5リッター マルチステージハイブリッドシステム]

そういう意味で言えば、LS500hはハンドリングと快適性のバランスと言う意味では車両重量のハンデもあり、ハンドリング側に寄っていたのだろう。

対してLS500はLS500hよりも60kg軽量なのが功を奏し、そのバランスが適正だと感じた。個人的にはLS500の乗り味こそが、LSが目指した「味」だと思っている。

また、一般道での取り回しは視界の良さやステアリングの切れ角などでカバーするものの、絶対的なサイズはそれなりにあるので注意は必要だ。

>>レクサス 新型LS フォトギャラリー[画像160枚超]

現時点ではFスポーツのトータルバランスの高さを評価したいが・・・

レクサス 新型LS500 ”F SPORT”[FR・V6 3.5リッターツインターボ]レクサス 新型LS500 ”EXECUTIVE”[AWD・V6 3.5リッターツインターボ]

LS500hはFスポーツよりもノーマルのほうがベストだと思ったが、LS500は非常に悩ましい……。

LSのキャラクターを考えると、現時点ではFスポーツのトータルバランスの高さを評価したい。

だがその一方で、折り紙がヒントのドアトリム、切子細工がモチーフのドアトリムオーナメント、そして行燈がモチーフのインテリア照明などの、日本の伝統美からフィードバックされたアイテムが選択可能な「エグゼクティブ」にも惹かれる・・・

あぁ、何と贅沢な悩み(笑)。

レクサス 新型LS500 ”EXECUTIVE”[AWD・V6 3.5リッターツインターボ]レクサス 新型LS500h ”EXECUTIVE”[FR・V6 3.5リッター マルチステージハイブリッドシステム]

ただ、個人的にはグレード毎のキャラクターを明確にするために、ノーマルを基準にするならFスポーツはもう少し走り側に振ってもいいし、Fスポーツを基準にするならノーマルはもう少し快適性に振ってもいいかも。

最先端の”レクサスセーフティシステム+A”は滑らかで自然な制御

レクサス 新型LS500h ”EXECUTIVE”[FR・V6 3.5リッター マルチステージハイブリッドシステム/ボディカラー:マンガンラスター]

最後に安全支援システムにも触れておこう。LSには最先端の「レクサスセーフティシステム+A」の機能の一つ、公道ではレーダークルーズコントロールとLCA(レーンチェンジアシスト)を組み合わせた「Lexus CoDrive」を体感。

もちろん、ライバルのシステムに対して全てが万能と言うわけではないし、まだまだ進化の余地もあるが、運転支援と言う意味では、「ドライバーだったらこうするよね」と言う滑らかで自然な制御のため、積極的に使いたいと思わせるモノに仕上がっていた。

当然、メルセデス・ベンツ SクラスやBMW 7シリーズと比べられると思うが、各々に得意/不得意はあるものの、声を大きくして言いたいのは、レクサス LSならではの明確な“個性”がシッカリとある……と言うことだ。

[レポート:山本 シンヤ/Photo:島村 栄二]

レクサス 新型LSの主要スペック

レクサス 新型LSの主要スペック
車種名LS500hLS500
グレードEXECUTIVEEXECUTIVE
パワートレインマルチステージハイブリッドシステムガソリンエンジン
駆動方式2WD2WD
価格(消費税込)16,400,000円15,000,000円
JC08モード燃費15.6km/L10.2km/L
全長5,235mm5,235mm
全幅(車幅)1,900mm1,900mm
全高(車高)1,450mm1,450mm
ホイールベース3,125mm3,125mm
乗車定員5人5人
車両重量(車重)2,320kg2,260kg
エンジンV型6気筒V型6気筒インタークーラー付きツインターボ
排気量3,456cc3,444cc
エンジン最高出力220kW(299PS)/6,600rpm310kW(422PS)/6,000rpm
エンジン最大トルク356N・m(36.3kgf・m)/5,100rpm600N・m(61.2kgf・m)/1,600~4,800rpm
モーター最高出力132kW(180PS)ーー
モーター最大トルク300N・m(30.6kgf・m)ーー
燃料無鉛プレミアムガソリン無鉛プレミアムガソリン
オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

レクサス LS の関連記事

レクサス LSの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

レクサス LS の関連記事をもっと見る

レクサス LS の関連ニュース

レクサス 新車人気ランキング  集計期間:2018/4/27~2018/5/27

  • レクサス
    RX

    新車価格

    497.2万円769万円

  • レクサス
    LS

    新車価格

    980万円1,680万円

  • レクサス
    CT

    新車価格

    377万円477万円