早くもレクサス新型LS試乗!予防安全技術『2つの世界初』が凄すぎる!(1/2)

  • 筆者: 桃田 健史
  • カメラマン:レクサスインターナショナル
早くもレクサス新型LS試乗!予防安全技術『2つの世界初』が凄すぎる!
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レクサス・セーフィティ・システム+A を、いち早く体験

ついに、待望の日がやってきた。今年秋にフルモデルチェンジする、新型レクサスLSにいち早く試乗できたのだ。

トヨタグループとして最先端の予防安全技術を搭載した、「レクサス・セーフティ・システム+A」の主要機能のほとんどを、北海道にある広大なテストコースで体験し、さらに開発担当者の皆さんから技術詳細についてじっくりとお話を伺うことができた。

1月に北米国際自動車ショー(通称デトロイトショー)でワールドプレミアされた、新型レクサスLS。その後、3月に開催されたスイス・ジュネーブショーでは主力パワートレインである3.5リッター・マルチステージハイブリッド搭載のLS500hを公開。続く4月の米ニューヨークショーでスポーティモデルのLS500“FSport”を発表。そして、6月26日のジャパンプレミアの際に、レクサス・セーフティ・システム+A(読み方:プラスエー)の技術概要が明らかになった。

その6月26日の発表を受けて、7月23日にトヨタの子会社でトヨタの予防安全技術に関する開発を行っているデンソーが所有する北海道の網走テストセンターにおいて、ごく一部のメディア関係者を対象とした新型LSの実走体験会が行われた。

ちなみに、レクサスが新車発売の数ケ月前にこうしたスペシャルプログラムを企画したことは、私が知る限り過去に事例がない。

>>レクサス 新型LS 最先端技術試乗の様子を写真でチェック(画像40枚)

世界初技術はどれも“優しい”

プリクラッシュセーフティプリクラッシュセーフティ

参加者は2グループに分かれ、筆者はBグループに入り、午前中は市街地を想定したコース、午後は高速周回路での各種体験となった。試乗用の車両は全車、レクサス新型LS500hだ。

まず世界初技術、その1として、プリクラッシュ・セーフティシステム(アクティブ操舵回避支援)を体験した。これは、自動ブレーキがかかった状態で、しかも自動ハンドルが作動して、歩行者やガードレールとの接触を回避するものだ。

直線路で、加速して時速65キロメートルでクルーズコントロールをオン。自車の走行車線の左側に歩行車ダミーが静止している状況だが、あえて歩行者に衝突することを仮定して、ハンドルを少し左に切って直進する。この際、両足はアクセルとブレーキから完全に離しており、両手はハンドルをごく軽く触れている程度だ。

実験とはいえ、正直かなり怖い。市街地で時速65キロメートルで両手・両足を離して歩行者に向かって突進している設定なのだから。

「え~、もう本当にヤバいでしょ!」と感じる接触まで約3秒前に、フロントガラスのヘッド・アップ・ディスプレイに歩行者注意喚起の表示が出た。さらにそれから1秒後、接触まで約2秒前に警報音がなり、「え~、絶対にこれって、ヤバ過ぎるでしょ!!」と心の中で叫んで身構えたとほぼ同時にフルブレーキがかかり、シートベルトが上半身にググっと食い込みながらハンドルが右にスパッと自動で切れて新型LS500hは完全に停止した。

歩行者ダミーは助手席ドアと約30センチの位置で立っていた。開発担当者によると、カタログ上は今回と同じ時速65キロまでは衝突回避の可能性が高いとしている。

歩行者の検知には、2つのカメラを人間の両目のように少し離して配置するステレオカメラと、ボディ前部の76GHz(ギガヘルツ)帯域のミリ波レーダーを使う。歩行者の検知できる距離は50~60メートルだという。その後、見通しの悪い信号機のない交差点を想定した、フロント・クロス・トラフィック・アラート(FCTA)を体験した。

>>レクサス 新型LS 最先端技術試乗の様子を写真でチェック(画像40枚)

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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