【試乗】レクサス GS300h 試乗レポート/九島辰也(2/2)

【試乗】レクサス GS300h 試乗レポート/九島辰也
レクサス GS 300h F SPORT F SPORT/フロントエクステリア【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 レクサス GS 300h F SPORT/リアエクステリア【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 レクサス GS 300h F SPORT/フロントエクステリア【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 レクサス GS 300h F SPORT/リアエクステリア【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 レクサス GS 300h F SPORT/サイドエクステリア【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 レクサス GS 300h F SPORT/エクステリア(前)【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 レクサス GS 300h F SPORT/エクステリア(後)【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 レクサス GS 300h F SPORT/エクステリア・ライトオン【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 レクサス GS 300h F SPORT/エクステリア【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 レクサス GS 300h F SPORT/エクステリア【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 レクサス GS 300h F SPORT/エクステリア・ライトオン【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】 画像ギャラリーはこちら

ハイブリッドとしての価値は高いが、ハンドリングにクイックさが欲しい

レクサス GS 300h F SPORT/走行イメージ1 【インテリアカラー:ガーネット】レクサス GS 300h F SPORT/走行イメージ2【インテリアカラー:ガーネット】

では、さっそく走りに話を移そう。

動き出してすぐに感じるのは、相変わらずの滑らかさだ。エンジンとモーターの切り替えはスムーズで、ドライバーに無駄な気遣いをさせない。それに欲しいところでの加速も得られる。中間加速ではアクセルに対し一拍おくこともなく、トルクを発生させる。場面によってはスポーティな顔を見せるのも好印象だ。

だが、進化した新型ISと比べると、正直ハンドリングはもっとクイックでもいいような気がした。久しぶりに乗ったせいかもしれないが、デビュー当初のインパクトがない。確かにGSからISデビューまでは一年以上空いている。その間にLSも出たことだし、激しく進化してきたと考えても不思議はない。そこに多少の差が生じることは否めないのか。

とはいえ実用的なハイブリッドとしては一級品。その価値は十二分にある。

レクサス GS 300h F SPORT/エクステリア【ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン】

プライスリストを眺めていて目についたのは、600万円を切ったタグがGS250とそれほど差がないこと。レクサスの商品企画はかなりがんばったに違いない。

とにかく、LSとは異なるスポーツサルーンならではのスタイリングがGSシリーズのウリで、そこに走行性能を満たしたリーズナブルなハイブリッドモデルが追加されたのだから買い物リストに入る勝算はある。スマッシュヒットの気配は十分だ。

この他の特徴は、今度のタイミングで全車フォグランプをLEDに変更したことなどが挙げられる。スピンドルグリルもこれでさらに精悍になった。完成形といってもいいかもしれない。また、インテリアの造詣もスポーティでいい。太いセンターコンソールがレーシーな雰囲気を醸し出す。ダッシュボードを含めこの辺はLFAに通じるデザインが施される。

レクサス GS 300h F SPORTと九島辰也さん

もちろん、快適性にもこだわるのがレクサス。そこは“レクサス•クライメイトコンシェルジュ”を標準装備するなど新たな対応がなされた。オートエアコン、シートヒーター、シートベンチレーションを総合的に制御し、キャビンの快適性を保つと同時に省燃費効果にも役立たせている。彼ららしいアイデアのシステムである。

「かゆいところに手が届く」、そんな日本人的発想がレクサスの歩む道ではないだろうか。

ユーザーの試乗レポートもチェックしてみよう!

カーソムリエ検定に合格した、知識や経験が豊富な一般ユーザー「カーソムリエ」たちによって書かれた試乗レポートも併せてチェック!

カーソムリエレポート:「レクサス GS」の試乗レポート・評価

【※カーソムリエってナニ?】

会員登録のうえ「カーソムリエ検定」に合格すれば、「カーソムリエ」の資格が認定されます。カーソムリエ検定は、自動車に関する様々な知識を問うクイズ形式の検定試験です。お使いのスマートフォンもしくはパソコンから、1回5~10分程度で受検することができ、何度でも挑戦できます。アナタもまずはチャレンジ!

カーソムリエ検定試験へGO!

前へ 1 2

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

九島 辰也
筆者九島 辰也

外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX」副編集長、「アメリカンSUV」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON」副編集長なども経験。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

レクサス GSハイブリッドの最新自動車ニュース/記事

レクサスのカタログ情報 レクサス GSハイブリッドのカタログ情報 レクサスの中古車検索 レクサス GSハイブリッドの中古車検索 レクサスの記事一覧 レクサス GSハイブリッドの記事一覧 レクサスのニュース一覧 レクサス GSハイブリッドのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる