アウディ A6アバント 新型車速報

  • 筆者:
  • カメラマン:吉澤憲治
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お待ちかね新型A6アバントの登場です。

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「美しくなければアバントと呼ばない」

そのデザインに絶対的な自信を持つアウディA6アバントがフルモデルチェンジを施して、日本上陸を果たした。

アウディの中でも比較的安定した人気を保持するA6アバント。アウディファンはもちろんのこと、ステーションワゴンファンにとっても待望の新作となるだけに、 その期待値は大きい。

現在アウディは、アバントのカテゴリーをA4と、このA6に備える。そもそも「アバント」という言葉は、“前衛的”という意味を持つ。今から約30年前、世界はステーションワゴンに対して“商用車”と捉える風潮が一般的だった。

アウディはそんな中、個性を重んじる一歩先ゆくライフスタイルカーとして、このアバントを世に送り出した。その成功が今の確固たるステーションワゴンのカテゴリーを創設したのだとアウディジャパン営業オペレーション本部長のマティアス・シェーパース氏は語る。

“バーチャルペダル”って何だ?

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アウディは昨年の秋口に、一足先にA6セダンを日本導入している。A6アバントは、セダンと同じく、印象的なLEDライトのヘッドランプと、リアに向かって伸びやかに続くショルダーラインを備え、アウディが得意とする流麗なデザインを、ボディ全体でアピールするのが特徴だ。

全長4940×全幅1875×全高1495mmを誇るボディサイズは、ライバル視されるメルセデス・ベンツEクラスステーションワゴンや、BMW5シリーズツーリングよりも若干大きく、ドイツプレミアムブランドの中では最も大きなステーションワゴンとなる。

しかし、そう感じさせないのが、今のアウディデザイン。ヘッドライトからテールライトまで安定した流れを持たせたショルダーラインのエッジが、ボディを低めのスタイリングに見せ、さらにDピラーの傾斜とリアバンパーの高さが相まってか、リアは軽快さを感じさせる小尻の雰囲気を持たせており、まったくもって数字から見る大きさを感じさせない。

アウディはこうした凝った視覚的手法がとにかく巧い。つまり、これこそ冒頭の「美しくなければアバントと呼ばない」に繋がるポイントだと考えられる。

またアウディがデザイン上、もっとも力を注ぐのがインテリアだ。最高のマテリアルによる最高のドライビング空間を創出することをモットーに、内張素材やカラーリング、そしてコントロール関連スイッチの配置や視認性、またタッチフィールなど、上質なおもてなしへの細かな配慮はまさにアウディが抜きん出ているといっても過言ではない。

日本の包丁をイメージしたというセンターパネルの空調吹出口をはじめ、全体的に研ぎ澄まされた感が強く、まさにスキがない、いやスキを見せないインテリアデザインは、乗る度に感心させられるポイントでもある。

装備に関してもパーフェクトを追求したおもてなしが用意される。アウディは、A6アバントのターゲットユーザー像を、“強い拘りと自身の価値観を大切にする人”と設定しており、こういったユーザーが、これまでの傾向としてデフォルトで装着するオプションを、新型A6アバントでは標準装備とした。BOSEサウンドシステム、18インチホイール、レザーシート、そして人気のV6エンジンが全て標準で付いてくるのだ。

もう一つ、注目の新装備として、買い物などで両手がふさがっているシチュエーションでラゲッジを開けたいとき、キーを携帯していれば、リアバンパー下部を足でかざすだけで開閉することができるという“バーチャルペダル付きオートマチックテールゲート”をオプションで用意するなど、まさに革新的アイテムが備わる。

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アウディとバレエの意外な共通点

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グレードは2種。V6 2.8リッターFSIエンジンを搭載した2.8FSIクアトロ(204ps/28.6kgm)と、 V6 3リッターTFSIエンジンを搭載した3.0TFSIクアトロ(310ps/44.9kgm)が設定される。ギアは7速Sトロニックトランスミッションが搭載され、6(V6)+4(4駆)+7(7速Sトロニック)というフォーミュラで、先代に比べて燃費を20%も向上させている。

その値は、2.8FSIクアトロが11.8km/L、3.0TFSIクアトロが11.0km/Lと、共にJC08モードでの測定結果だ。実はこの燃費数値には、ボディの大幅な軽量化が大きく起因している。

具体的にはボディの20%にアルミ素材を用いて、スチールとのハイブリッド構造による軽量化技術が投入されている。これにより、ボディ重量は先代と比較して約20kgものダイエットに成功している。つまりしなやかで軽快な運動性能が期待できるわけで、すなわちこれにはバレエに共通する部分もあるという。

そこで今回の発表会では、A6アバントをイメージしたダンスを、二人のバレーダンサーが熱演するステージも催された。ステージ終了後、プリンシパルの三木雄馬さんは、「バレエはただ高く飛んだり、たくさん回転すれば良いという、高い運動性能だけに満足するものではなく、その中から見出される余裕と美しさへの追求というものが大事だ。」とコメント。三木さん曰く、これはアウディの“高性能だけではなく、安心感も兼ね備えた美への追求” と言う考え方に一致するのだという。

続いてプリマの橘るみさんは、「A6アバントは見た目からして軽さを感じる。はやくドライブしてみたい」と語たるなど、アウディのアイデンティティへ共感を示した。

軽量化による燃費の向上と、軽快なドライビング性能の実現。新型A6アバントの試乗インプレションは3月上旬にお届けできる予定。乞うご期待。

(TEXT:吉澤憲治)

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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