BMW 新型1シリーズ 新車発表会速報
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
スポーティさを強調した「Sport(スポーツ)」とスタイリッシュな「Style(スタイル)」がそれで、「Sport」はクリムゾン・レッドのボディカラーを始め、レッドステッチをあしらったステアリングホイールやシート、レッドスケールのスピードメーターなど「赤」のアクセントが多く用いられている。
そして「Style」は、明るいグレーのシートやホワイトのインテリアトリムなど「白」をアクセントとし、落ち着いた雰囲気だ。
2モデルとも同じ新型1シリーズながら、特にインテリアの雰囲気はガラリと変わる。
デザイン・ラインではない「ベースモデル」という選択肢も用意されてはいるが、折角ならばBMWが提案するライフスタイルに合わせたコンセプトカラーを検討してみるのも手だろう。
刷新されたエンジンにより、出力・トルク・燃費全て向上!
新型1シリーズの大きなトピックの一つが、エンジンの刷新だ。
新型1シリーズでは「116i」と「120i」が用意されているが、旧1シリーズと異なり今回は両モデルとも新開発の1.6リッター直列4気筒ツインパワーターボエンジンを積む。
さらに、こちらも新たに搭載された8速ATとの組み合わせにより、「116i」は最高出力136ps(100kW)/最大トルク22.4kgm(220Nm)、「120i」は最高出力170ps(125kW)/最大トルク25.5kgm(250Nm)が与えられている。
そして、気になる燃費は、BMW 116iが17.6km/L、120iが17.2km/L(いずれも10・15モード)。上記のスペックを先代116iと比較すると、最高出力が11%向上、最大トルクが38%も向上しながら、燃費は24%も改善しているという。
そして、FR(後輪駆動)を踏襲したことや全モデル75%減税対象ということも嬉しいトピックだ。
BMWにとって日本は未だ重要な市場
ビー・エム・ダブリュー(株)代表取締役社長のローランド・クルーガー氏は、
「9月22日の本日は、BMWジャパンが設立してからちょうど30周年にあたる日だ。設立年の1981年には33店舗であった店舗数は、2011年には354店舗まで拡大することが出来た。これは、日本という市場を今までも大事にしてきたということであり、これからも日本市場を大切にしていきたいということでもある」
と述べた。さらに、
「1シリーズは他のBMWモデル同様、駆け抜ける喜びを具現化している。インテリアも非常にプレミアムに仕上がっている。そして、たった2週間前にフランクフルトでワールドプレミアとなった。そんな新型1シリーズを、早くも日本市場へ投入している。その意味を理解して欲しい」
と、BMWにとって日本が重要な市場であることを述べた。
BMWが満を持して日本へ投入する新型1シリーズ。走りが気になる!という方は、ぜひ以下のオートックワン試乗レポートにて事前確認後、ディーラーでその走りを実際に試していただきたい。
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