光岡 雷駆 新車発表会速報
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部
光岡から5人乗りのコンパクトEVがデビュー!
光岡自動車は22日、三菱の電気自動車i-MiEVをベースとした、自社のEV企画第一弾“ライク(雷駆)”を発表した。
ライクはi-MiEVをベースとしているため、本来ならば4人乗りとなるところだが、実はこのライク、なんと軽のシャシーでありながら5人乗車が可能なのだ。
「我々は後発ですから、やっぱり4人乗りではなく5人乗りがいいと思いまして、全長もi-MiEVより17cm伸ばしてみました。」
そう語るのは光岡自動車代表取締役会長の光岡進氏。
国土交通省の衝突実験では、全長を伸ばしたことでコンパクトカー並みの衝突安全性が実証され、5ナンバー、つまり5人乗りが認可されたのだという。要するにライクは軽自動車ではなく小型乗用車として登録されるということだ。
さてライクの外観デザインは基本的にi-MiEVそのものだが、唯一凹凸の利いたフロントマスクが特徴的で、なんとも光岡らしくカロッツェリアな仕事を感じさせるアクセントが加えられている。
ボディカラーは全部で5色。サイズは全長3,570mm×全幅1,475mm×全高1,610mmとなっている。
一方、動力のコンポーネントは、i-MiEVのものをそのまま流用するという形がとられており、モーターを永久磁石式同期型モーター「Y4F1型」、そしてバッテリーをGSユアサのものを使用するということに変わりはない。車両本体価格はi-MiEVより30万円ほど高い4,280,000円。
ただ、2010年度のEV導入補助金が1台あたり114万円を予定しており、つまりは314万円で購入できる可能性がある。
販売に関しては個人向けが光岡自動車販売ディーラー、法人向け窓口として兼松株式会社とユアサM&B株式会社を予定している。
ちなみにアフターメンテナンスは三菱自動車販売ディーラーにて行う。販売予約の受付は5月下旬からで、デリバリーは8月頃を予定しているという。
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