ロールス・ロイス ゴースト 発表会速報

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ロールス・ロイスの新たなモデルシリーズ第一弾「ゴースト」

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ロールス・ロイスは1日、品川インターシティホールにて新モデル「ゴースト」を発表した。

ゴーストは、9月のフランクフルトモーターショーでデビューした最新モデルで、従来モデルのファントムに比べコンパクトでありながら、これまで製造されたロールス・ロイスの中で最もパワフルな車種となっている。

そこで気になるエンジンは、独自に開発された6.6リッターのV12気筒ツインターボエンジン。最高出力は570馬力(420kw)、最大トルクは1500rpmで780Nmを発生させ、発進からわずか4.9秒で時速100km/hに到達する。

また、ゴーストは複雑な電子制御が搭載され、いかなる路面でもスムーズな走りと快適な操舵性を実現しているとのことだ。

ゴーストの販売は、本日より受注を開始。日本へのデリバリー開始は2010年の春ごろを予定している。販売価格は従来の主力モデルのファントム(4,725万円)のおおよそ3分の2程度の価格、2,900万円で販売される。

サイズがファントムに比べ小さくなったことや、価格が抑えられたことでチープな印象を筆者が与えてしまったかもしれないが、伝統的なデザイン要素やクラフトマンシップ、そして最高品質の素材との組み合わせはファントムに比べ遜色はない。

昨今ではさまざまなメーカーでボディサイズの大型化が目立つなか、従来モデルより比較的コンパクトになったゴーストは、日本にマッチしたロールス・ロイスとして歓迎したい。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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