欧州で発売間近のトヨタ「C-HR」、パリモーターショー2016でいよいよ全容公開!
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欧州トヨタは9月13日、29日からフランスで開幕するパリモーターショー2016にて、『C-HR』の市販モデルの全容を公開すると発表した。
C-HRは、2014年のパリモーターショーでコンセプトモデルが初登場。その後、2015年のフランクフルトモーターショーで5ドア仕様のコンセプトが公開され、今年3月にスイスで行われたジュネーブモーターショー2016にて、現在の量産モデルが正式発表された。その際は、エクステリアデザインのみが公開されたが、6月にイタリアで開催されたミラノデザインウィークでは、欧州仕様車のインテリアを初公開している。
今回、29日から開幕するパリモーターショー2016では、エクステリア/インテリアデザインはもちろんのこと、これまでその姿が明かされていなかったパワートレインなど全てを公開予定。
C-HRは新型プリウス(4代目)に続く、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を導入し、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」などの先進技術を搭載したモデル。
デザインは、トヨタの米国・欧州のデザイン拠点とトヨタ自動車のデザイン部が協力して開発。
ボディサイズは全長4350×全幅1795×全高1555mm(ガソリンモデルの全高は1565mm)、ホイールベースは2640mm。
モデルラインアップには、1.2リッターガソリンエンジン、2.0リッターガソリンエンジンとハイブリッドの計3モデルが用意され、、直列4気筒1.2リッターターボモデルは、最高出力85kW(116PS)/5200-5600rpm、最大トルク185Nm(18.9kgm)/1500-4000rpmを発揮し、組み合わされるトランスミッションには6速MTとCVTが設定されている。駆動方式は2WD(FF)と4WDを用意。
直列4気筒2.0リッターモデルは、最高出力110kW(150PS)/6100rpm、最大トルク193Nm(19.7kgm)/3800rpmを発揮し、トランスミッションはCVT。駆動方式は2WD(FF)。
そして、ハイブリッドモデルでは、最高出力72kW(98PS)/5200rpm、最大トルク142Nm(14.5kgm)/3600rpmを発生する直列4気筒1.8リッターエンジンと、最高出力53kW(72PS)、最大トルク163Nm(16.6kgm)を発生するモーターの組み合わせ、駆動方式は2WD(FF)となる。
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