ケンウッド、ハイレゾに対応した新プレミアムカーナビ「彩速ナビ」を発売
- 筆者:
株式会社JVCケンウッドは9月7日(水)、ケンウッドブランドより、AVナビゲーションシステムの新プレミアムモデル、彩速ナビゲーション「MDV-Z904W/Z904」「MDV-Z704W/Z704」(地上デジタルTVチューナー/Bluetooth内蔵、DVD/USB/SD対応)の計4モデルを発表した。
近年、オーディオ市場で注目を集めている、CDを超える音質を実現する“ハイレゾ音源”。これまで同社は、2015年2月に業界初となる高音質ハイレゾ音源(192kHz/24bit)の再生を可能にしたモデルとして、彩速ナビゲーション「TYPE Z」シリーズ「MDV-Z702W」「MDV-Z702」を商品化し、好評を得てきた。
そして先代モデル発売から約1年半が経過し、操作体系を一新。先代モデルを細部にわたり見直しを図ったのが今回の新プレミアムモデル「TYPE Z」シリーズの4モデルとなる。
トップエンドモデルとなる「MDV-Z904」「MDV-Z904W」では、視聴位置やスピーカ位置などのポイントに合わせて周波数レベルや周波数帯域を調整し、高音質化する「プロモードEQ」を搭載。
従来のハイレゾ音源再生に加え、内蔵メモリのほか、USBメモリ、SDカード内のハイレゾ音源を再生することが可能で、MP3、WMA、AAC、FLAC、WAV、Vorbisのほか、Z904W/Z904は最大11.2MHzまでのDSDファイルの再生にも対応。原音に極めて近い、臨場感豊かなサウンドをクルマでも楽しむことができる。
さらに、「Apple CarPlay」「Android Auto」にも対応し、AndroidではUSB接続で給電とテザリングが同時に行なえる「USBテザリング」を搭載。スマートフォンと組み合わせての使用にも対応する。
ナビ機能では、「測位精度」「ルート検索精度」「ガイダンス機能」などを強化。
センサーには、アナログ式に比べノイズの影響を受けにくく、正しい値を出力し続けることが可能なデジタル式のジャイロ・加速度センサーを搭載。自車位置のズレを補正するほか、「温度特性フィルター」によって、季節、天候、道路状態にかかわらず正確な自車位置表示を可能にしている。
そのほか、到着所要時間、距離、渋滞回避などの優先度が設定できる「マイルートアジャスター」や、案内ポイントまでの距離をカウントダウン表示する「新・ここで案内」、自車周辺の詳細地図が確認できる「ワンタッチルーペ案内」、車両メンテナンス項目について交換時期などを知らせる「車両メンテナンス」、スマートフォン感覚で文字入力ができる携帯キーボード入力機能、空港構内表示(成田国際、東京国際、中部国際、関西国際の4空港)、盗難多発地帯、冠水地点の表示といった、便利なナビ機能も搭載している。
この記事にコメントする