レストアされた歴代クラウンが430キロを走破!「CROWN JAPAN FESTA in 代官山」(2/2)

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レストアされた歴代クラウンが430キロを走破!「CROWN JAPAN FESTA in 代官山」
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“日本のモノづくりの粋”を結集したクラウン特別仕様車

さらにこの日は、トヨタ店70周年を記念したクラウンの特別仕様車「J-FRONTIER」の発表と、クラウンの新CMが報道関係者に初披露されました。

「アスリート」シリーズと「マジェスタ」シリーズに新たに設定された特別仕様車「J-FRONTIER」は、2色のメイプルウッドプレートを重ね合わせ特殊加工でステアリング形状に曲げたのち、職人による削り出しによる磨き込みで、滑らかな触り心地と美しい発色を実現。

クラウンジャパンフェスタ in 代官山

超極細繊維によるスエード調人工表皮「ウルトラスエード」もシート表皮などに取り入れられ、滑らかな手触りと座り心地に加えて優れたホールド性や耐久性など機能面でもいまだかつてない自動車のシート表皮素材としての新たな境地に踏み込む“日本のモノづくりの粋を結集した”仕上がりになっているのです。

このシート表皮の触り心地は、かつて自動車用内装にも採用されたこともある西陣織のシート表皮を彷彿とさせるかのような、滑らかな中にきめの細かさを感じさせます。

クラウンジャパンフェスタ in 代官山

これに際して、新CMに出演する俳優の豊川悦司さん、舞妓役で登場するAKB48の渡辺麻友さんに、進行役としてデーブ・スペクターさんを交えて軽妙なトークが繰り広げられました。

デーブ・スペクターさんが時々挟むクールを通り越して、というジョークに時折失笑と場を固まらせる場面も。

クラウンジャパンフェスタ in 代官山

今回の新しいキャンペーンのテーマは「COOL or HOT?CROWN JAPAN!~ニッポンって、飽きないね~」という題で、それに関して豊川悦司さんは、

「今日初めて初代クラウンに乗ってみて、なんて日本車は美しいのだ。世界の人で支持される理由がすでにあの頃のクルマに隠されているようだ。そしてこうして古くていいものを復刻させようと作業されたメカニックの方の熱意あってのこと。今日は素晴らしい体験ができた。クラウンのCMに出演させていただいてほんとによかった」

と語気を強めて熱く語りました。

クラウンジャパンフェスタ in 代官山

また舞妓に扮した渡辺麻友さんは、

「AKBの中でCOOLなメンバーとHOTなメンバーは?」という質問に対して、「COOLなのはいつも同い年なのに冷静なさや姉こと“山本彩”、HOTなのは最近AKB48の総監督になってみんなを引っ張ってくれている“横山由依”でしょうか」

と笑顔でコメント。

「CROWN JAPAN FESTA in 代官山」から最新のクラウンの特別仕様車「J-FRONTIER」の発表に至るまで、60年を過ぎた日本屈指の老舗車種がただ単に歴史と伝統にすがるのではなく、常にチャレンジ精神とこだわりを持ち、攻め続けているクルマ・クラウンということを印象付けるイベントとなりました。

クラウンジャパンフェスタ in 代官山

初代クラウンはじめ、歴代のクラウンは長い歳月の中で、今や国産車屈指の「名車」と呼ばれる存在になっています。

しかし、新車時にこう呼ばれることを目指して世に出たのかと言えば決してそうではなかったはず。それは日本人の多くが否定することのない節度を持ち、作り手の良心が込められながら攻め続けてきた結果ではないでしょうか。

そして、結果として60年という歴史が紡がれた。強烈にアピールするのではなく、時に漂うようにオーナーを待つ。

代官山T-SITEの駐車場に、整然と夏の終わりの日の光の木漏れ日を受けて佇む歴代のクラウンたちを見ていて、日本の経済成長も、個々の人々の成長もこうやって見守ってきたクルマ、それがクラウンなのだと改めて感じた一日となりました。

立ち止まったら「過去」になる。果てしないから歴史は紡がれるのではないか。

少し気が早い話ながら、次の60年、クラウンがこの国とともにどんなふうに歩むのか、同時に楽しみになったイベントでもあったように感じるイベントとなりました。

[Text&Photo:ダブルクラッチ]

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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