再び注目を集めるヘビーデューティ四駆「ランクル」の秘密を、夏の由比ヶ浜ビーチで探る！(2/2)
- 筆者： トクダ トオル（MOTA）
- カメラマン：オートックワン編集部 レポート：オートックワン編集部
景気の回復を実感！？ クリーンディーゼル搭載のランクルプラドも好調な滑り出し
さて、6月17日に発表された新型ランドクルーザープラド。こちらもわずか1ヶ月で多くの受注を集める好調な立ち上がりとなった。
小鑓チーフエンジニアは『余暇を楽しむユーザーが再び戻ってきている実感がある』と語る。
中でも受注の8割を占めるのがクリーンディーゼルモデル。搭載される新開発の1GD-FTV型は、次世代高断熱ディーゼル燃焼技術や、トヨタ内製の小型高効率可変ジオメトリーターボチャージャー、NOx(窒素酸化物)を浄化させる尿素SCRシステム、PM(黒煙)を除去するDPFなど、世界一厳しいといわれる日本国内のディーゼル規制をクリアさせる最新技術が集約された。
重たい車重をグイグイと走らせる粘り強いトルクを持ち、燃費にも優れたディーゼルエンジンは、ロングドライブを楽しむ本格派四輪駆動車には最適なパワートレインだ。人気を集めているのは、復活を待ち望んだユーザーが多かったということの表れだろう。
世界の「ランクル」ブランド、ただしここ日本では知名度もまだまだ！？
砂漠から山岳路、極寒の地まで、ありとあらゆる過酷な場所で活躍し続ける世界の四輪駆動車ブランド「トヨタ ランドクルーザー」シリーズ。
しかしその強いブランド力も、ここ日本ではまだまだメジャーではないと小鑓チーフエンジニアは話す。ランクル70のスマッシュヒットをきっかけに、生産国であるここ日本でも、ランクルの面白さをもう一度伝えたいと強く願っているという。
由比ヶ浜のランドクルーザービーチハウスでは、世界の道なき道を走るランクルの様々なシーンが、写真パネルとして壁面に飾られている。この地球のどこかで、今も誰かの生活を支え走り続けるランドクルーザー。そんなことにも想いを馳せながら、湘南の海で休日を過ごしてみるのもまた楽しいだろう。
[Photo＆レポート：トクダ トオル(オートックワン編集部)]
ランドクルーザービーチハウス in JAPAN[神奈川県鎌倉市由比ヶ浜海岸]
実施内容：オリジナルフードとドリンクの提供、ランクルオリジナルムービーの放映、ファンから集めた写真による写真展の開催、オリジナルグッズの販売(予定)
営業時間：(平日)9：00～22:00[L.O 20:30] ／(土日祝)8：00～22:00[L.O 20:30]
開催期間：2015年7月18日(土)～8月30日(日)
所在地：神奈川県鎌倉市由比ガ浜海岸 江ノ電 和田塚駅・由比ガ浜駅・長谷駅から徒歩5分
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昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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