“ママ目線”の「ホンダ 新型ステップワゴン」発表会レポート(1/2)
- 筆者:
オートックワンの「ママさん編集部員」によるステップワゴン発表会レポート!
ホンダのミドルサイズミニバン「ステップワゴン」が、6年ぶりにフルモデルチェンジした。
ターゲット層は、ズバリ「ファミリー」。パパ・ママ・子供の2世代ファミリーだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんを含めた3世代ファミリーの全員が、快適に移動できるミニバンを目指した。
ヨコにもタテにも開く「わくわくゲート」はショッピングセンターの買い物に便利!
新型ステップワゴンの一番の注目は、なんといっても「わくわくゲート」だ。
写真を見てもらえば分かるように、テールゲートがヨコに開き、サブドアとして使用できるようになっている。ヨコだけでなく、普通のミニバンと同様にタテにも開けることが可能。広い間口で大きな物を積む時や雨の日の屋根代わりなどに使うことができるというもので、世界で初めての採用となった。
ヨコ開きにしたいなら、観音開きにすれば良いのでは?という意見もあろうかと思うが、観音開きにするとヒンジの構造上タテに開けることができなくなる。広い間口で大きな物を積む時や雨の日に屋根代わりとして使うことを想定し、ヨコにもタテにも開くような機構に落ち着いたのだ。
ヨコ開きのドアは、ショッピングセンターなどで車両後方に壁や他のクルマがあってテールゲートがタテに開けられない場合を想定しているとのこと。確かに狭い駐車場などでは、クルマ止めまで下がって駐車しないと他のクルマの邪魔になってしまい、テールゲートを開けるためのスペースを取ることが難しいことが多い。そこでドアがヨコに開けば、後ろのスペースをさほど気にすることなく、買い物した荷物をスムーズにラゲッジスペースに積むことができるというわけだ。
さらに、床下に格納した3列目シートのシートバックに塩ビ加工が施されている。これはヨコ開きにした「わくわくゲート」からの乗り降りを想定したもので、汚れてもラクにお手入れができるようになっているのもうれしい心遣いだ。
この「わくわくゲート」から乗り降りする際、開口部左側にドアグリップが付いているのも特筆すべきだろう点だろう。
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