【発表会】ダイハツ 新型(2代目)コペン 発表会速報 -地域密着を掲げ、話題の軽オープンカーがいよいよ登場!-
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話題の軽オープンカーの登場
ダイハツは6月19日、フルモデルチェンジした新型(2代目)『コペン(COPEN)』として、「コペン ローブ」と「コペン X(クロス)モデル」を発表・販売開始した。
新型コペンは、昨年開催された「東京モーターショー2013」で、そのコンセプトモデルとなる「KOPEN」を初披露。軽オープンスポーツの新しいカタチの提案として「着せ替え」という新たな手法を発表し話題となった。
キーワードは「変える」
今回発表された新型コペンは、「変える」をキーワードに新たな取り組みに挑戦している。
まず、開発・生産面では、感動の走行性能、自分らしさを表現できる車にしたいという検討の結果、「骨格+樹脂外板構造」という発想にいたり、これを実現。新骨格構造「D-Frame」、内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」を採用している。
搭載するエンジンは、KF型直列3気筒 DOHC 0.66リッターインタークーラーターボエンジンで、組み合わせるトランスミッションに7速スーパーアクティブシフト付きCVTと5速MTの2種類を用意。最高出力47kW(64PS)/6400rpm、最大トルク92Nm(9.4kgm)/3200rpmを発生し、JC08モード燃費はCVT車が25.2km/L、5速MT車が22.2km/Lを達成。
車名に込めた思いは“Community of OPEN car life”
また、クルマといったハード面だけでなく、サービス・コミュニティが一体となって完成する日本初のオープンカーライフを提案・推進していく。
ユーザーが自分らしさを表現するために、実際の現場となる全国の販売会社でのサポート環境の提供、さらに、ダイハツ初となるコペンのオープンカーライフスタイルを楽しむ為の直営情報発信拠点「ローカルベース」を開設する。情報発信はもちろんのこと、ユーザーとのコミュニケーションを活かした商品開発を行っていく。
今回、このコペンブランドを強力に推進する為のブランドデザインとして「コペンアロー(COPEN ARROW)」を開発。コペンの頭文字“C”と、矢尻形状をモチーフに軽スポーツカーイメージをビジュアル化。このコペンアローでファンサービスやショップなどのブランド活動を一貫して行っていく。
また、生産工場では顧客に安心・信頼・親しみを感じてもらうべく、オーナー向けに工場見学も開催。これら、これまでにない開発・生産と営業活動を通じてユーザーに軽自動車の新たな価値を提供していく。
来年中頃には第3のモデルが登場
会見で、ダイハツ工業 三井正則社長は、「私は社長就任時に、お客様から選ばれる時代が来た今こそ、お客様の趣向に素早く応えるビジネスモデルを作りたいと申し上げました。新型コペンは、まさにそれを具現化した第一弾でございます。この新型コペンを通じて、お客様に1番近い会社への変革をスタートいたします。開発・生産と販売・営業活動この両面から新たな取り組みに挑戦いたします。新型コペンでは、是非クルマ本来の走る楽しさを御体感頂いただき、さらに、自分らしさを存分に表現していただきたいと思います。」とコメントした。
今後ダイハツでは、今回発表したスポーツカーらしい躍動感や流麗さを表現する「コペン ローブ」と、フェンダーなどのカラーリングを変えた2トーンボディーでアクティブテイストを強調する「コペン Xモデル」(発売は2014年秋予定)の2タイプの他、2015年中頃には、ヘッドランプなどの着せ替え可能な第3のモデルを発表予定している。
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