ホンダ エディックス 新車発表会速報
- 筆者:
「3*2(スリーバイツー)シートで、会話も2倍!?」
ホンダが3席*2列の新型ミニバン「エディックス」を発売した。同乗者同士のコミュニケーションに視点を置いた、今までにないシートアレンジを提案したクルマである。
前後3席の6席を独立させて、前後の中央シートは、後方にスライド可能なV字シートレイアウト。これは、クルマの全幅を抑えるほか、インストルメントパネルやエアバッグとの距離を確保し、さらに、チャイルドシートの装着も可能としている。また、隣の人と肩並びをずらすことによって、3人1列に座った場合に感じる、窮屈感の解消にもなっている。
エクステリアは存在感のあるデザイン。センターのクロームメッキから鋭角に広がるフロントバンパーは「精悍さ」。四隅にタイヤを配置し、低重心なワイドスタンスは「安定感」。3列シートがないために“四角いミニバン”にならず、ルーフエンドに斜度をつけたことによって出てくるのは「軽快感」。これらがうまく調和された、外観に仕上がっている。
前席センターシートを最も後ろまで下げると、後部座席の人との会話もはずむ。仲間同士での楽しいドライブを、容易に想像させるクルマである。
この記事にコメントする