メルセデス・ベンツ Sクラス 新車発表会速報
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7年ぶりのフルモデルチェンジ。新型Sクラス誕生。
ダイムラー・クライスラーは、メルセデス・ベンツの最上級セダン「Sクラス」を7年ぶりにフルモデルチェンジ。「S350」「S500」「S500ロング」を10月4日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店を通じて販売する。
新型Sクラスのスタイリングは、伝統的なデザインモチーフを生かしつつ、立体感のあるダイナミックなフロントマスク、量感溢れるフェンダーアーチを融合したサイドフォルム、エレガントなリアビューなど、メルセデス・ベンツのフラッグシップモデルとしての存在感と新世代モデルとしての革新性が見事に調和した美しい造形へと生まれ変わった。
ボディサイズは全長5,075mm(S500ロングは5,205mm)×全幅1,870mm×全高1,485mmとなった。これは従来モデルに比べ、全長で+30mm (S500ロングは+40mm)、全幅で+15mm、全高で+40mmの拡大。ホイールベースも+70mm(S500ロングは+80mm)延長し、よりゆとりのある室内空間となった。
インテリアは、高級感溢れるダークウォールナットウッドパネルをはじめ、最上級モデルに相応しい質感と快適性が追求されている。機能面では従来のフロアシフトに代わりステアリングコラム右側に電子セレクターレバーを設置。また、アームレスト前部にダイヤル式コントロールが設けられ、HDDナビやオーディオ、リアビューカメラなどの機能操作が集約される。
エンジンは、S350には新開発3.5L V型6気筒、S500には新開発5.5L V型8気筒エンジンを搭載。ミッションは先進の電子制御式7速オートマチックが組み合わされ、すぐれた燃費経済性を実現。S350、S500はいずれも国土交通省による「平成17年排出ガス75%低減レベル」認定を取得する。またメルセデス・ベンツの歴史ともいえる安全性に関しても予防安全装備が新たに構築され、大きな進化を遂げている。
メルゼデス・ベンツの最上級モデルとしてだけではなく、世界中の自動車のベンチマークとなり自動車技術をリードきたメルセデス・ベンツSクラス。新型Sクラスが今回のフルモデルチェンジで魅せた進化は、世界中の自動車の目標を再び塗り替えることだろう。
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