【発表会】BMW 新型MINI(3代目)新型車速報
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約7年振りのフルモデルチェンジ
3月25日(火)、BMW株式会社は同社が取り扱っているMINIブランドより、新型(3代目)MINIの日本仕様モデルを発表した。
日本では約7年振りのフルモデルチェンジとなる新型MINIは、新開発のターボエンジンを採用している直噴3気筒1.5リッターターボエンジン搭載の「クーパー」と、直噴4気筒2リッターターボエンジン搭載の「クーパーS」の2種類を設定。
エクステリアデザインは全体に渡りキープコンセプト。しかし、六角形グリル、クロームパーツなどは現代風にアレンジが施され、フロントグリルの縦方向への拡大、リング状に発光するヘッドライト、リアのコンビネーションライトが大型化している。
インテリアは新たに、先代モデルではセンターメーターがあった場所にディスプレイを設定。ナビゲーションシステム装備の場合だと、大型の8.8インチディスプレイが配置される。それに伴い、スピードメーターはステアリングコラム上に変更。インパネはこれまで同様トグルスイッチが並ぶほか、新たにエンジンのスタート/ストップスイッチを設置している。
2014年以降の販売計画
発表会で、フランソワ・ロカBMW MINIディビジョン本部長は、2014年以降の販売計画として、新しい組織、販売ネットワークの拡大、製品企画を挙げた。
これまで日本では、BMWが運用していたMINIブランドを1月よりMINIだけに切り離し、販売とマーケティング部門を統合。日本マーケットでのニーズに全力を注ぐカタチをとった。
また、現在114店舗あるMINIのディーラーは、今年の2月・3月で1店舗ずつ増え、4月上旬には2店舗追加される。その内の一つ「MINI みなとみらい」は、広いショールームやサービス工場を構える大型店舗となる。
そして、日本でのプレミアムコンパクトセグメントにおけるニーズをしっかり抑え、それに合ったユーザーを驚かせる戦略を続けていくと述べている。
会場全体でMINIを表現!
今回、発表会場となったのは東京 港区にあるリノベーションスペース「TABLOID」。湾岸エリアの一角に佇む元印刷工場で、現在は、ギャラリーやスタジオ、カフェなど建物全体を創作の場と捉え活動している建物だ。MINIの持っているゴーカートフィーリングやワクワク感などと、どことなくマッチした雰囲気を出している。
新型モデルの発表にあたり、会場はMINI一色に。通路には、オールドMINIの誕生から新型(BMW製 3代目)MINIまでの年表が描かれ、会場にはモーリス・ミニ・クーパー(BMC製 初代モデル)も、参加者を挟んで新型モデルと対面するカタチで展示されていた。また、フロアも元々の会場の雰囲気+ネオンやセットでブランドイメージが表現され、乗らずとも五感でMINIを感じることができた。
初代モデルのゴーカートフィーリングやワクワク感を受け継ぐ、新型(3代目)MINI。販売価格(消費税8%込)は「MINIクーパー」が2,660,000円(6速MT)/2,800,000円(6速AT)、「MINIクーパーS」が3,180,000円(6速MT)/3,320,000円(6速AT)で、4月12日(土)より販売が開始される。
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