東洋ゴム、トランパスシリーズの新モデル「TRANPATH mpZ」「TRANPATH LuII」「TRANPATH LuK」を発表 ~新たに軽自動車専用タイヤも発売!~

  • 筆者:
東洋タイヤ 新商品発表会

東洋ゴム工業は18日(水)、ミニバン専用タイヤとして展開している「TRANPATH(トランパス)」ブランドの新商品として、「TRANPATH mpZ(エムピーゼット)」、「TRANPATH LuⅡ(エルユーツー)」と、新たに開発した軽自動車専用タイヤ「TRANPATH LuK(エルユーケイ)」の3商品を発表した。

関連コンテンツ:トーヨータイヤ 新「TRANPATH(トランパス)」シリーズ 試乗レポート/飯田裕子

東洋タイヤ 新商品発表会

東洋ゴムは1995年に、業界初となるミニバン専用タイヤ「TRANPATH mp(エムピー)」を発売。以来、車の形態や使われ方の時代変化に伴い、従来の汎用商品ではカバーできない課題を専用タイヤで解決していく「専用タイヤ発想」をもとに、『ミニバンにはトランパス』のコピーが定着するまでとなった、ニーズに応えた商品の開発・展開を行ってきた。

そして、来年20周年を迎える同シリーズより、今回3つの新商品が発表された。

TRANPATH mpZ

東洋タイヤ 新商品発表会
東洋タイヤ 新商品発表会

まず、ミドルクラスミニバン向けには、高剛性構造によって体躯をしっかり支える走行安定性、東洋ゴム独自のゴム材料設計基盤技術「Nano Balance Technology」を駆使して実現した低燃費性、さらに向上した耐摩耗性などを備えた「TRANPATH mpZ」(タイヤサイズ:全39サイズ)を発表。ミニバン特有のフラつきを抑えて摩耗に強く、しかも環境性能と安全性能に優れたミニバン専用タイヤをめざし開発されている。

TRANPATH LuⅡ

東洋タイヤ 新商品発表会
東洋タイヤ 新商品発表会

次に、2005年より展開しているラグジュアリーミニバン向けタイヤとして「TRANPATH Lu」の後継モデルとして、「TRANPATH LuⅡ」(タイヤサイズ:全10サイズ)を設定。「TRANPATH LuⅡ」は、最上級の静粛性と乗り心地性能の実現をめざし開発、上質な移動空間を提供するためのラグジュアリーミニバン専用タイヤとして、さらなる性能向上を果たしている。また、基本性能も併せて向上しており、タイヤラベリング制度における転がり抵抗性能はAグレード、ウェットグリップ性能はbグレードを実現した。

TRANPATH LuK

東洋タイヤ 新商品発表会
東洋タイヤ 新商品発表会
東洋タイヤ 新商品発表会東洋タイヤ 新商品発表会

さらに、軽自動車専用プレミアムタイヤとして「TRANPATH LuK」(タイヤサイズ:全7サイズ)も発表された。現在、乗用車の新車販売台数の約4割を占める軽自動車。特に「ハイト系」と呼ばれる車高の高いタイプに人気があり、中には車高が170cmを超える「スーパーハイト系」も登場しており、「TRANPATH LuK」では、ハイト系の軽自動車に起こりやすいフラつき感や偏摩耗を抑え、しっかりした走りと優れたロングライフ性能を実現する。

今回発表された3つの新モデルは「しっかり走れる」が共通テーマ。主に、「スーパーハイターンアップ構造」と呼ばれる、タイヤ両サイドの剛性を上げるための構造設計や、偏摩耗を抑える新たなトレッドパターンなどのゴムの進化が行われている。

東洋タイヤ 新商品発表会

東洋ゴムでは新モデルの発表にともない、12月21日(土)より新TVコマーシャルの放映開始する。新モデルの2014年度の販売目標100万本(内、軽自動車専用「TRANPATH LuⅡ」は10万本)を達成すべく、3種類の新CMが放映される。また、今後、実際に販売が行われる小売店・販売店では、購入希望者に実際に手にとって見てもらえる展示を行っていくほか、他のタイヤメーカーと一目で区別が付く展示を行っていく。

東洋ゴム工業株式会社 信木明社長は発表会で、「20周年となる2014年は、トランパス一色にしたい」とコメントした。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる