フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント 新車発表会速報
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週末が待ち遠しくなるクルマ
フォルクスワーゲンは、「ゴルフ ヴァリアント」を発表した。
ゴルフワゴンとしては3代目。7年振りとなる今回のフルモデルチェンジを機に、母国ドイツと同じ「ゴルフ ヴァリアント」と名称変更される。
フォルクスワーゲンブランドの特徴ともいえるクロームワッペングリル。サイドバーやエンブレムの周囲もクローム仕上げとして、フロントエンドを上質に演出。サイドは、リヤに向かって上昇するウエストラインや、前方に向かってなだらかに傾斜する独特なDピラーは、ハッチバックのゴルフと同様に大きく「く」の字を描き、リヤ周りに力強くスポーティな印象を与えている。テールランプは大きく回りこみ、リヤビューは、後席を畳むと1495Lという広さを、視覚的にも感じられる。
長時間のドライブにも疲れを感じさせないよう、堅牢かつ快適性を重視したフロントシート。エアコンは運転席/助手席で個別に設定できる2ゾーン式のフルオートエアコン。ヴァリアント専用装備として採用された、フォルクスワーゲン初の電動パノラマスライディングルーフは、フロントからリヤにかけて2つのガラスパネルによって構成され、室内いっぱいに光が入る大きなガラスエリアとなっている。
直噴ガソリン(FSI)と過給機が両立するものを、今後「TSI」という名称を使うとしたフォルクスワーゲン。ゴルフGT TSI、ゴルフ トゥーランとこのTSIエンジンを搭載し、今回のヴァリアントで3車種目の搭載となる。「TSI Comfortline」は2.4Lエンジンに匹敵する性能を1.4Lの小排気量で実現。高性能と低燃費を両立している。「2.0TSI Sportline」はゴルフGTIの200PS/28.6kgmというハイパフォーマンスモデルを2.0Lから絞りだす直噴ターボエンジン。スポーツサスペンションと低扁平タイヤで足回りを固め、高い次元での走りの可能性を実現させている。
個性を重んじる30代を対象とするゴルフ ヴァリアント。アクティブなライフワークにも対応してくれるうえに、経済性や環境などにも配慮する人にも薦められる、柔軟なクルマとなっている。
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