プジョー 208 新型車速報 ～プジョーのミニバン「5008」も来春日本導入！～

日本車ではラインナップから消えてゆくマニュアル車も、プジョーなら健在です！

プジョーは207の後継となる「208」を、日本国内へ順次導入していくことを発表した。

208は207と比べて、コンパクト＆軽量ボディとなったのが特徴の一つ。具体的には（207と比べて）全長が85mm、全幅が10mm短縮された。（全高は変わらず）

ちなみに先々代の「206」と比べると、全長で+125mm、全幅で+70mm、全高が+20mmとなっている。208の全長については、ちょうど207と206の中間程の大きさになった。207は（206と比べて）一回り大きいからと躊躇していたユーザーにとっては、208のコンパクト化は朗報だ。

車重については207 Cieloが「1,260kg」だったところ、208 Cieloでは「1,180kg」と、大幅な軽量化が施されている。

また、208のトピックの一つが新開発の1.2リッター3気筒エンジン。フリクションロスの大幅低減や燃焼効率の改善などにより、燃費向上が図られているという。

1.2リッターエンジン搭載車の燃費については、現時点では残念ながら公表されていないのだが、今後公開されていくものと思われる。

日本導入グレードは、1.2リッター＋5MTの「208 Allure（アリュール）[199万円]」、1.6リッター+6MTの「208 GT [258万円]」、1.6リッター+4ATの「208 Premium（プレミアム）[216万円]」「208 Cielo（シエロ）[240万円]」の4グレード構成。

1.6リッターを搭載したCielo、Premium、GTの3グレードは「11月1日」に、1.2リッターのAllureは12月1日に発売される。11月の発売から年末までに1000台の販売が計画されている。

208だけではなかった！さらなるサプライズが！

また同発表会場において、プジョー・シトロエン・ジャポン（株）代表取締役社長の上野国久氏により、早くも来年の208における導入計画についての説明があった。

それによると、今年のパリサロンで発表される、1.6リッターツインスクロールターボエンジンを搭載し、200馬力を発揮するホットハッチ「208 GTi」を来年夏に発売するということ。

さらに、同じく来夏にCieloとPremiumへ1.2リッターエンジンを搭載すること。また、来年末には1.2リッターエンジンにアイドリングストップが搭載され、さらなる燃費向上が図られることが伝えられた。

また、同発表会場には、208シリーズ以外に「5008」も展示されていた。

5008は欧州で2009年に発売され、着実に販売台数をのばしているという。日本におけるプジョーは、208シリーズで拡販を図る一方、ファミリー層を中心とした顧客層の拡大を図るべく、5008の日本導入を決定したとのこと。日本市場では、プジョー初のミニバンの登場となる。

5008の発売時期は、来年の春が予定されている。