ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳(1/2)

  • 筆者: 西川 淳
  • カメラマン:ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社
ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳
ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳 画像ギャラリーはこちら

マニア注目の新組織“SVO”が生み出したハイパワーマシン「レンジローバースポーツ SVR」

ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳

ここ最近、筆者が奨める高級SUVといえばランドローバー「レンジローバースポーツ」である。

第二世代になってからのレンジローバースポーツは、見た目から仕上げの質感、そしてライドクオリティにいたるまで、正に「レンジローバー」そのものだ。

肝心の兄貴分「レンジローバー」の完成度は相当に高く、それとほとんど変わらない内容だ。それでいて、同じエンジン仕様で比べれば、兄貴分よりはるかに安い。買わない手はないじゃないか。

そんなレンジローバースポーツシリーズに、またひとつ新たな“魅力”が加わった。ジャガー&ランドローバーの「SVOチーム」=「スペシャル・ビークル・オペレーションズ」が手がけたハイパワー仕様の、その名も“SVR”だ。

SVOはその名の通り、ジャガーとレンジローバー(ランドローバー)の特殊車両を企画、開発する部門。ジャガーブランドからは「Eタイプ」ライトウェイト復刻版や「Fタイプ」プロジェクト7を生み出しており、レンジローバーブランドではSVRの他に、超豪華仕様の「レンジローバーSVオートグラフィ」やスパルタンなオフロード仕様の「SVX」も企画した。マニア注目の新組織だ。

ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳

凶暴な顔つきに、質感の高いインテリア

ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳

エクステリアを見渡せば、大きな口を開けたフロントバンパースポイラーを持つ凶暴な顔つきが、否が応でも目に付く。追加されたエアロデバイスはグロスブラック仕上げで、鮮やかなエストリルブルー(イメージカラー)の車体とキレイなコントラストをみせていた。

標準で21インチタイヤ&ホイールを履く。その場合はオールテレインタイヤだ。オプションとして22インチの高性能タイヤ仕様も用意されている。ホイールの向こうには、大型の青いブレーキキャリパーが顔をのぞかせている。ブレンボ製だ。

ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳

インテリアも過激。SUV用にはまるで見えない専用デザインのスポーツバケットシートが、広い室内をぎっしりと埋めた。エンボス加工の施されたオックスフォードレザーは、見映えも手触りも上質。トリムマテリアルは一見してスポーティな雰囲気のものばかりだが、見映え質感の高さはさすがレンジローバーだ。

個人的には、エクステリアの雰囲気をもう少し抑え気味にしつつ、このインテリアと組み合わせていれば、もっと、“大人のスポーツカー”として魅力的に映るのにと、思ったが・・・。

ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳

オフロード性能を守りながら、強力なオンロード性能をも手に入れた

ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 海外試乗レポート/西川淳

レンジローバースポーツ最大の見どころは、もちろんパワートレインである。ジャガーの最上級グレードにも搭載される最高出力550ps、最大トルク680Nmの5リッターV8スーパーチャージドが押し込まれた。

組み合わされる8速ATも、当然ながら専用チューニング仕様で、シフトアップ間隔が半減している。0-100km/h加速は、スポーツカーも真っ青の4.7秒。

アシまわりにも、専用セッティングが施された。リアのサブフレームブッシュは強化され、エアスプリングやアダプティブダンパーのセッティングもよりスポーティな走りを演出する方向にチューニングを受けている。

そもそもオンロード志向の強いレンジローバースポーツが、SVRとなってさらにそのキャラクターを深めたことは間違いないが、それでもレンジローバーを名乗る以上、オフロード性能を無視したわけではない。むしろ、それを守りながら、強力なオンロード性能を手に入れたと言った方がいい。

1 2 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

西川 淳
筆者西川 淳

別名ボンジョルノ西川が示すとおり、大のイタリア好き。乗り手をワクワクさせる、刺激に満ちたクルマが好きなので、自然にイタリア車に接することが多い。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ランドローバー レンジローバースポーツの最新自動車ニュース/記事

ランドローバーのカタログ情報 ランドローバー レンジローバースポーツのカタログ情報 ランドローバーの中古車検索 ランドローバー レンジローバースポーツの中古車検索 ランドローバーの記事一覧 ランドローバー レンジローバースポーツの記事一覧 ランドローバーのニュース一覧 ランドローバー レンジローバースポーツのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる