東京オートサロン2017では、レンジローバーやディフェンダー、中古車販売、パーツ販売、車検、整備等を行う宮城県仙台市のブリティッシュレーベルと、同じくレンジローバー・ランドローバーのスペシャリストである埼玉県入間市のレンジャーズが組んだブースに合わせて4台のディフェンダーが並んでいたが、いずれも個性溢れるモディファイが行われていた。
ディフェンダーは1948年に登場した英国の4WDであるランドローバーの発展版で、2015年に惜しまれつつ生産を終了した。無骨で機能美溢れる外観は登場時のレトロなイメージを保っていたが、エンジンなどは常に最新モードにアップデートが行われ、インテリアも末期モデルではモダンな造形とされたため、クラシカルな中にも新しさを秘めた魅力溢れるモデルとなっていた。
メーカー側でもモダン化が進められていたが、ブリティッシュレーベルとレンジャーズが手がけたモディファイは、この魅力をさらに引き出すべく、現代風デザインのグリルやフェンダーや、太くて径の大きなタイヤ&ホイールを装着、インテリアもスタイリッシュに装っている。
展示されていた4台のうち、今回は「110」と呼ばれるロングホイールベース版のカスタムに注目したい。
いかにもブリティッシュ・カーというアーモンドグリーンをまとう110は、レンジャーズが展示したディフェンダー Heritage Edition。
メーカーが生産終了記念モデルとして発売した同仕様は、16インチの鉄ホイールもボディカラーと同じに塗られるなどクラシック感溢れるモデルだったが、レンジャーズではあえてこのHeritage Editionをモダンにモディファイ。
タイヤとホイールはなんと20インチに大径化して印象を大きく変えているほか、インテリアではシートベルトが赤いタイプに変更されていた。
他にも、昨年出展された白と黒の2トーンに装われたUltimate4をさらに完成度を高めたモデルも展示されていた。
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