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マカオ紀行その2
2007年11月19日
マカオGPは今年もエキサイティングでした!ガードレールとコンクリートウォールで作られた1周6.2kmの市街地コースは、海側こそ14mほどの幅がありますが、山側はほとんどが7mぐらいの幅しかありません。エスケープゾーンがないので余計に幅が狭く見えるのですが、アップダウン、アンジュレーションがあってチャレンジングなコースです。
で、メインレースはF3とWTCC(世界ツーリングカー選手権)。F3はF1への登竜門として有名で、セナやシューマッハ、佐藤琢磨などもここで勝利してF1に進んでいきました。昨年のF1ドライバー22名中、18名がマカオ経験者なのです。今年は08年のトヨタF1サードドライバーが確定した小林可夢偉や大島和也、塚越広大、O・ジェービスなど日本のF3ボーイズなどの活躍が期待されます。
WTCCは2?以下の4ドアツーリングカーでメークスとしてはBMW,SEAT,シボレーにアルファが参戦しています。残念なのは日本のメークスが参入していないことですが(是非出て欲しい!!)、ワークス、サテライトチーム、合わせて30台ほどのクルマとハコの職人達が繰り広げる名人芸は見ごたえ十分!!実はこのレースが見たくてマカオまで来たのですよ!
いずれもヨコハマゴムがタイヤをワンメーク供給しており、F3は25年間、WTCCは昨年からですが、FFもFRも同一スペックと言う高い壁をクリアして,いずれもチームとオーガナイザーから厚い信頼を得ています。
で、レースは両方とも期待以上に面白かったです!まずF3は土曜の予選グリッドを決めるレースではジャービスがトップ、大島和也も3位に入りトムスの1AZエンジンが上位を占めました。日曜の決勝もゾクゾクするバトルの結果、ジャービス2連勝、メルセデスエンジンの塚越広大が2位、大島も3位に入り、日本勢の独占だったのでした。インタビューの塚越選手や大島選手の英語での受け答えが初々しくて可愛かったです。
注目のWTCCも大興奮!!予選も最後の最後まで、相手の手の内を読みながらポールを取ったのはスイスのA・メニュ(シボレー・ラセッティ)。翌日の決勝で約50キロの超スプリントレースを制したのもメニュでしたが、実は終盤までレースをリードしていたのはSEATレオンTDI(ディーゼル・ターボ)のY・ミュラー。ストレートで勝るセアトを山側のツイスティなコースで追い詰めるメニュとファルファス(BMW320)!ミュラーの一瞬の隙を衝き、メニュとファルファスが前に出て最終ラップに突入。しかし有名なリスボアでミュラーが巻き返そうとファルファスと接触。2台ともリタイアとなってしまいました。あ〜。
第2レースはリバースグリッドで8位に入ったチャンピオン候補のプリオール(BMW)がポールポジション。彼は過去2回WTCCチャンピオンになっているレース巧者です。そのポールのアドバンテージを見事に活かして逃げ切り、3度目のWTCCチャンピオンになりましたが、第一レース同様、至る所でバトルの嵐!アルファのトンプソンとシボレーのラリーニ、セアトのモンテイロがバチバチやりあって、まったく目が離せない!!!ちょっとモニターで順位を確認していると、ありゃ、順位が入れ替わっている!!これ、毎周、至る所で関係なくやっているのですよ!!!まったく見ごたえ十分のマカオGPだったのでした。この凄いWTCCは来年、10月26日に岡山にやってきます!絶対見て損はないですよ!!
写真はちょっと見るとなんだか判らないのですが、アルファロメオ156のJ・トンプソンのスタート直前のコックピットを、リアドアを開けて撮ったもの。よく見るとステアリングホイールにコース図が貼ってありました。まさかこれ見て走るわけじゃないでしょうが、面白かったのでパチリ!これ、気をつけてみてみると各車に貼ってありました・・・

