安くても“Jeep”輸入車で最も安価な4駆SUVが登場!「ジープ レネゲード」[詳細解説](1/2)

安くても“Jeep”輸入車で最も安価な4駆SUVが登場!「ジープ レネゲード」[詳細解説]
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あの“Jeep”に新たな車種が加わった!

Jeep(ジープ)はクルマに詳しくない人でも知っているアメリカンSUVのブランドだ。

発祥は第二次世界大戦で活躍したミリタリージープに遡る。今は悪路の走破力が高いクルマの総称として「SUV」が定着したが、かつては「ジープタイプ」という表現もあった。

実際、「トヨタ ランドクルーザー」は1951年の登場時点では「トヨタ ジープ」を名乗った。しかし当時のJeepを扱っていたウィリスオーバーランド社の商標に抵触するため、1954年に車名をランドクルーザーに改めた経緯がある。この後、Jeepブランドは取り扱うメーカーが変遷を遂げて、今はクライスラーに属している。

ジープ ラングラー

Jeepの伝統を象徴する車種は、本格的なオフロードSUVのラングラーだ。

今でも強固なラダーフレームにボディを架装して、前後のサスペンションは車軸式。外観はミリタリージープの面影を色濃く残す。Jeepブランドの求心力といえるだろう。

その一方で、前輪駆動のプラットフォームを使った乗用車系列のモデルも数多くそろえる。

今のユーザーニーズに基づけば、販売台数は乗用車系列の車種が圧倒的に多い。幅広いユーザーが扱いやすいJeepとして、日本ではチェロキーやコンパスがお馴染みだが、2015年9月1日に新たな車種が加わった。それが「レネゲード」だ。

Jeepのなかで最も小さいボディサイズは、日本でも馴染み易そう

ジープ レネゲードジープ レネゲード

レネゲードは今ではクライスラーの親会社となるフィアットとの提携によって誕生した。

プラットフォームはフィアット500をモチーフにしたSUVの「500X」と共通化している。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)の数値も2,570mmで等しい。しかし外観は大幅に異なり、レネゲードはJeepらしい印象に仕上げた。フロントマスクにはJeepの伝統ともいえる丸型ヘッドランプを装着し、中央には7つの縦長の開口部を持つグリルが備わる。先に述べたラングラーに通じる顔立ちだ。

サイドウィンドウの下端は少し低く抑えられ、外観を力強い雰囲気に演出すると同時に側方視界を向上させた。運転席に座るとボンネットが良く見えるので、取りまわし性も優れている。ボディサイズはJeepのシリーズでは最も小さく、全長は4,255mm(トレイルホークは4,260mm)。「マツダ CX-3」と比べても若干短い。

全幅は1,805mmに達するものの、日本車を含めてSUVではコンパクトな部類に入る。全高は1,695mm(トレイルホークは1,725mm)で、ホイールベースは前述のように2,570mmだからCX-3と同じ数値だ。最小回転半径は5.5mで、CX-3の5.3mよりも少し大回りだが、運転のしやすいSUVといえるだろう。

要はコンパクトなシティ派SUVだが、伝統的なジープのデザインを遊び心を感じさせるアイコンとして盛り込んだことが特徴だ。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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