Jeep グランドチェロキー 雪上試乗でも安心感が絶大すぎる！これが本格クロカンだ！(3/3)
- 筆者： マリオ 高野
- カメラマン：島村栄二
上質な本格クロカンSUVであることを実感
滑りやすい路面では、高いトラクションを保持しているアクスルに対して発生トルクの100％を配分してスリップを抑制。
スポーツ／スノー／オート／サンド／マッド＆ロックの5つの走行モードを備え、道路上で起こりうるほぼすべての悪条件を乗り越えることができます。
クローズドコースにて、わざと挙動が乱れるよう乱暴な運転をしても鉄壁の安定感が損なわれることはなく、超低μ路でのホイールスピンも最小限。
Jeepの悪路走破ポテンシャルの限界領域は、ワタシごときが到達できるものではありませんでした。
ジープ・グランドチェロキーは、サイズや車重、排気量などが大きすぎてイマドキっぽくはありませんが、今となっては逆に新鮮なフィーリングが濃密に味わえる上質な本格クロカンSUVであることを実感したのであります。
[Text：マリオ高野]
Jeep グランドチェロキー Summit＜主要諸元＞
全長x全幅x全高：4880x1945x1805mm／ホイールベース：2915mm／最低地上高：210mm／車両重量：2380kg／乗車定員：5名／駆動方式：フルタイム4WD／エンジン種類：V型8気筒 OHV ガソリンエンジン／最高出力：352ps(259kW)/5200rpm／最大トルク：53.0kg-m(520N･m)/4200rpm／トランスミッション：電子制御式8速オートマチックトランスミッション／メーカー希望小売価格：7,365,600円[消費税込み]
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1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工（アンダーボディ組立て）などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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