ライバルはズバリ「5シリーズ」「Eクラス」／ジャガーの意欲作、新型「XF」試乗レポート(2/4)
- 筆者： 国沢 光宏
- カメラマン：茂呂幸正/ジャガー・ランドローバー・ジャパン
6ライトキャビンが最大の見分けポイントです
されど似ているにも程がある！ 前から見たら、ほとんど解らないです。
横からだと、中サイズのXFが6ライト(ドアの後ろにも小窓がつく)なので、何とか判別可能。
車格が下のXEからすれば「高そうに見える」というメリットがあるけれど、XFにとっちゃ「200万円高いのにあまり変わらない」。
ボディサイズ(特に全長)は大きく違う「XE」と「XF」だが
いっぽう、ボディサイズは圧倒的に違う。
XFのスペックを見たら、全長4965mm×全幅1880mm。こらもう一昔前のメルセデス・ベンツならSクラスに匹敵する。
一方、XEだと同4680mm×同1850mmでBMW3シリーズに近い。XFは大きいクルマなのだった。とはいえ全幅だとXEに対しXFは＋30mm。ハンドル握ると解らない。
リアシートの空間は広いが、基本的にはドライバーズカーだ
しかし決定的に違うのがリアシートの居住性だったりして。
XEだと成人男性は少しばかり厳しい。XFならリアシートだってイケる。
されど今回試乗したXF、慣らしが終わっていないのか、リアシートの乗り心地が悪かった。ピョコピョコするのだ。
まぁ伝統的にジャガーって運転するヒトのクルマです。
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1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない（本人談）Ｗｅｂサイトを運営中。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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