ジャガー XKR 海外試乗レポート(3/4)

  • 筆者: 河村 康彦
  • カメラマン:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
ジャガー XKR 海外試乗レポート
フロントスタイリング リアスタイリング インパネ エンジン アルミホイール 試乗1 試乗2 試乗3 試乗4 試乗5 試乗6 画像ギャラリーはこちら

毎秒100回解析する“足”

試乗8

そして、XKRの走りのポテンシャルの高さは動力性能のみには留まらない。

こちらも新採用の電子制御による可変減衰力ダンパー“アダプティブ・ダイナミックス”と“アクティブ・ディファレンシャル・コントロール”。そして新スペックのタイヤなどのコンビネーションによって実現されるブラッシュアップされたフットワークが、期待以上の快適性の下にいかにもピュアなスポーツカーらしい軽快でダイナミックなコーナリング性能を味わわせてくれるからだ。

そんな足回りは、ダンパーを担当のビルシュタインとタイヤ担当のダンロップ、そしてジャガーの3者が、半年以上に渡ってチームワークを組みながら最終セッティングを決めたものという。

ちなみに、従来型が用いた可変減衰力ダンパー“CATS”は『柔』と『硬』の2段階切り替え式であったのに対し、新型は無段階の切り替え式というのが大きな相違点。この最新ビルシュタイン製ダンパーはポルシェ各車や日産GT-Rと基本構造が同じだが、「毎秒100回の頻度で車体動作を解析し、毎秒100回の頻度でステアリング操作によるロール率を予測し、毎秒100回の頻度で加減速に起因するピッチ率を解析する・・・」といった技術がジャガー・オリジナルのものと開発陣は述べている。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

河村 康彦
筆者河村 康彦

1960年東京生まれ。工学院大学機械工学科卒。モーターファン(三栄書房)の編集者を経て、1985年よりフリーランスのモータージャーナリストとして活動を開始し、現在に至る。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー選考委員 などを歴任。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ジャガーの最新自動車ニュース/記事

ジャガーのカタログ情報 ジャガーの中古車検索 ジャガーの記事一覧 ジャガーのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる