ヒュンダイ IONIQ「一皮むけた!」と欧米で称賛の声!世界初、同一モデルでHV、PHV、EVを実現

ヒュンダイ IONIQ「一皮むけた!」と欧米で称賛の声!世界初、同一モデルでHV、PHV、EVを実現
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ヒュンダイとしては“大人しい”イメージ

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韓国のヒュンダイがスイス・ジュネーブショーで、新しい次世代車「IONIQ」を世界初公開した。ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、そしてEV(電気自動車)を同一モデルで量産するのは世界初の試みだ。

ボディ形状はオーソドックスな4ドアセダンで、サイズは全長×全幅×全高=4470×1820×1450(mm)、ホイールベースは2700mm。

外観デザインは、近年のヒュンダイとしては“大人しい”イメージ。フォードやフォルクスワーゲンなどのCセグメント車といった雰囲気だ。

インテリアも、新型プリウスと比べると、近未来をイメージするようなデザインではなく、世界標準のCセグメント車としての利便性を重視した。ただし、各種スイッチのタッチ感は、欧州車の高級モデルに匹敵するほどの高いクオリティを感じた。

パワートレインについては、ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車は、Kappa1.6リッター直噴ガソリンエンジンを搭載。

トランスミッションは、6速のダブルクラッチ式で、モーター(最大出力32kw、最大トルク170Nm)を組み合わせる。プラグインハイブリッド車は、左前輪の手前に充電ポートがある。

IONIQはモデル名称ではなく次世代ビジネス全体のブランドへ

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EVでは、車体の前部にモーター(最大出力88kw、最大トルク295Nm)とインバーターを搭載。リチウムイオン二次電池(容量28kwh)の電池パックは車体後部に組込んだ。

オンボードチャージャーの出力は6.6kwで、100kwの直流急速充電で満充電の約8割を充電する。交流の普通充電では7kwの充電器で4~5時間で満充電できるという。

ヒュンダイとしては、IONIQを単なるモデル名称ではなく、同社の次世代ビジネスの全体を表現するブランドとして位置付けている。

そのため、電動車などの技術領域だけでなく、今後はカーシェアリングなどの新しい交通システムでも、IONIQブランドによる事業を展開する可能性がある。

こうしたヒュンダイの新たなる取組みついて、欧米のメディアからは「ヒュンダイがひと皮むけた」という称賛の声が多い。

[Text:桃田健史]

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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