【試乗】ホンダ 新型ヴェゼルは明らかに違う!2年連続SUVナンバー1の進化した実力(2/2)
- 筆者: 河口 まなぶ
大人のスポーツといった世界観をもたらすRS
今回、雪道の上でもその走りはしっかりと感じ取れた。
先に乗ったHYBRID Zと比べると、明らかにRSの方が乗り味に張りがあってしっかり感が高い。そうしたことを感じつつ、カーブに合わせてハンドルを切ると、まさに意のままにクルマが動く一方で、余分な動きはせずに動かしたところでピタリとする感覚があるのだ。
そうして走る様を見ていると、このRSはヴェゼルの人気グレードになるだろうと感じた。SUVながらもスポーティな感覚を、見た目にも中身にも感じられて、なおかつスポーティなだけでなく、大人のスポーツと呼ぶにふさわしい世界観も構築されている。
そうした意味で、実に好印象を覚えた今回の試乗だった。
ホンダ ヴェゼル [HYBRID Z・ Honda SENSING] 主要諸元
全長×全幅×全高:4295×1770×1605mm/ホイールベース:2610mm/車両重量:1320kg(FF)/1390kg(4WD)/エンジン:1.5リッター直4 i-VTEC+iDCD/トランスミッション:7速オートマチック+パドルシフト/最高出力[エンジン]:132ps(97kW)/6600rpm/最大トルク[エンジン]:15.9kgf-m(156N・m)/4600rpm/最高出力[モーター]:29.5PS(22kW)/最大トルク[モーター]:16.3kgf-m(160N・m)/1313̶~2000rpm/動力主電池 種類:リチウムイオン電池/JC08モード燃費:23.4km/L(FF)/21.6km/L(4WD)/タイヤサイズ(前後):215/55R17 94V
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