藤木由貴と旅に出よう! 其の一『モデューロマジックを体験せよ』(3/3)

藤木由貴と旅に出よう! 其の一『モデューロマジックを体験せよ』
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完成車としてのコンプリートカー“Modulo X”

ホンダ ステップワゴンModuloX藤木由貴とカピバラ

翌日、昨日の雨が嘘のような快晴。朝ごはんを食べてチェックアウト。向かうは昨日断念した伊豆シャボテン公園だ。2日目はステップワゴン モデューロXに乗り込んだ。N-BOX、N-ONEに続くモデューロコンプリートモデル第3弾だ。

存在感のあるスポーティな顔つきと空気を味方につけたエアロパーツを採用した「エクステリア」、走る道やドライバーのスキル、更にはドライバー以外の乗員も考慮したセットアップの「フットワーク」、そして大人の装いでコーディネイトされた「インテリア」の3点が特徴となっているが、これらはディーラーオプション対応ではなく、完成車としてのコンプリートカーで提供される。

その走りはこれみよがしにスポーツ性を引き上げるのではなく、「ノーマルの良さを研ぎ澄ます」と言ったチューニングだ。伊豆の道路は道幅が狭い上にRがキツいコーナーも多いし、ちょっと山道を登るとワインディングである。

そんな環境下では背が高いミニバンで同乗者に不安を感じさせないドライビングをするのは結構大変なのだが、モデューロXはサスペンションと空力で前後バランスが整えられ、4つのタイヤを上手に使えるようになっているため、ドライバーの操作に対する正確性が高い。

その結果ドライバーは意識をしなくても綺麗な運転となり、同乗者も不安なく快適にすごせる…と言うわけだ。

伊豆シャボテン公園に到着。お目当ては「元祖カピバラの露天風呂」だが、またもや問題発生。帰りのことを考えて早めに来た(10時半)のだが、入浴は13時からだというのだ。「どうしても見たい」と言う由貴ちゃんの言葉に、2日目は他には行かずカピバラ一本に絞ることに。

園内にはカピバラ以外の動物や鳥類もたくさんいるし、世界のサボテンが展示される温室などもある。ちなみに由貴ちゃんはカピバラの餌やりに挑戦。僕もカピバラになりたい(笑)。

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走りと快適性を上手にバランスさせた『ミニバンのGT』

藤木由貴とカピバラホンダ ステップワゴンModuloX

そして念願の「元祖カピバラの露天風呂」。園内の人気のコーナーなので平日にも関わらず多くの人で賑わっている。さすが「伊豆の冬の名物詩」だ。由貴ちゃんも気持ちよさそうに温泉に入っているカピバラファミリーの姿にホッコリし癒されていたようだ。

わずか1泊2日の旅だったが、これから始まる2017年のレースシーズンを前に、由貴ちゃんも少しは休息できたかな…と。

欲を言えば、次回はもう少し長旅にしてくれると嬉しいのだが…(笑)。

実は由貴ちゃんから「レースクイーンはミニバンでの移動が多いので、クルマには結構うるさいですよ(笑)」と言われていたが、帰りの車内で気がつくとスヤスヤ眠っていた。それも一般道や高速道路ではなくワインディングも含めてだ。

僕は同乗者が寝てしまうのは嫌ではなく、むしろ“眠くなる”は、ドライビングに対する信頼度が高いことを証明する褒め言葉だと認識しているが、モデューロXは走りと快適性を上手にバランスさせた「ミニバンのGT」と言っていいと思う。この感覚は誰でも体感でできるはず。「あれっ、何か運転しやすいかも」、「運転が上手くなったみたい」と。

今回の2台は、ノーマルではカテゴリーもキャラクターも異なるが、モデューロの手にかかると同じ味付けとなる。どちらもこれみよがしなスポーティさではなく「本当はこうしたかったんだろうな」と言う“理想のノーマル”に仕上がっている。

それが、ホンダ車のいい部分も悪い部分も知り、最小限の変更で最大限の効果を生む「モデューロマジック」なのだ。

[Text:山本シンヤ]

>>ステップワゴン モデューロX 試乗レポート

>>モデューロ S660 試乗レポート

[取材協力:金目鯛の宿 こころね]

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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