ホンダ ステップワゴンスパーダ 試乗レポート(4/4)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:山口敏尚
安定したドライブとスムーズな走りで快適シティクルージングを
ステップワゴンが2Lエンジンに4速ATを組み合わせているのに対して、スパーダは、2Lエンジンのほかに2.4LエンジンにCVTもしくは5ATを組み合わせた2種類のパワートレインを設定している。
今回試乗した24SZのCVTは、トランスミッションの存在すら意識させずに効率的にトルクが得られる、ごく自然なフィーリング。街乗り程度の走行なら、一旦加速してしまえば、アクセルペダルに軽く足を添えているだけで速度を維持することが可能。
また、シフトをSレンジに入れてパドルシフトを操作すれば、タイムラグを感じさせることなく、引っ張りの効くスポーティーな走りが楽しめた。スパーダ専用にチューニングされたサスペンションは、安定したドライブとスムーズな走りを持ち合わせているので、背高なボディでありながら、フラついてヒヤっとさせるような場面はほとんど感じられなかった。
つまり女性でも安心してステアリングを握っていられるというのはとてもありがたいし、またクルマ自体の今後の性能向上にも期待できると思う。
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