2010-2011年の日本カー・オブ・ザ・イヤー マリオレポート(2/3)

  • 筆者: マリオ 二等兵
  • カメラマン:オートックワン編集部/マリオ二等兵
2010-2011年の日本カー・オブ・ザ・イヤー マリオレポート
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竹岡圭センセイ

マリオ:

おお、自動車メディア業界のSDN48センターと呼ばれる圭センセイを発見! 圭センセイは「スイフト推し」のようでしたが、その理由はなんですか?

圭センセイ:

いーかげん、アイドルから離れなさい!(笑)

今年はすごい接戦で、観ててハラハラしちゃったね~。私はスイフトに10点、ポロに8点、CR-Zに5点、RCZとプレマシーに1点ずつ採点したんだけど、今回はクルマのベーシックな完成度の高さに焦点を当ててみたの。

CR-Zのハイブリッドのスポーツカーというコンセプトは素晴らしかったと思う。だけど、日本のメーカーが世界に送る世界戦略車としてすごくマジメに作られたスイフトの心意気に拍手!って感じね。世界に胸を張れるところがステキじゃない!

マリオ:

なるほど。Kポップの少女時代やKARAなど、アイドル界でもアジア勢の台頭が著しいですが、スイフトは国際的な競争力の高さが魅力ですね。海外公演でも人気が高かった「あっちゃん」的、とも言えるでしょうか。

圭センセイ:

いーかげんキモイからアイドルから離れなさいってば!(怒)

松下宏センセイ

マリオ:

松下センセイは、COTYの採点をするにあたり、毎年同じ独自の評価基準をお持ちであると伺いました。

松下センセイ:

カー・オブ・ザ・イヤーの考え方や評価の仕方は人それぞれで良いと思うけど、私は過去10年間ぐらい一貫して「普通の人が普通のクルマ選びをするときに参考になるように」と思って評価してます。

そうすると、小さくて軽くて燃費が良くて安いクルマが基本になりますね。なおかつ室内が広くて静かで快適ならベター。安全性とか環境性能が備わっていることは、もはやそれ以前の大前提として当然ですね。

値段はいくらまで、全長や排気量はいくつまで、といった感じで数値化して評価しています。

マリオ:

おお、わかります! 自分も独自の評価基準を数値化しておりますから!やはりスペックは重要ですよね。B、W、Hなど、常に数値は厳しくチェックしております!

松下センセイ:

…。

まぁ、そうすると松下基準をバランス良く満たしているのがポロだったので、必然的にポロに10点を付けたのです。

次いでスイフトに5点、CR-Zに4点、マーチとプレマシーに3点ずつ。この5台以外は松下基準の該当外でした。

マリオ:

なるほど、ありがとうございました!来年のAKB総選挙投票の参考にさせていただきます!

自分も「マリオ基準」に磨きをかけて挑みます!

松下センセイ:

…。ま、がんばって。

岡本幸一郎センセイ

マリオ:

ひと回りも年下の美人妻を娶られた幸一郎センセイの「選ぶ基準」は、やはり若々しさとビジュアルなのでしょうか?

幸一郎センセイ:

いやいや、妻を選ぶのとイヤーカーを選ぶのとでは全然違いますよ!

僕は今回、CR-Zに10点、プレマシーに6点、ジャガーXJに4点、スイフトに3点、マークXに2点を付けました。

CR-Zは、今年を象徴するのに相応しいクルマだと思ったんです。エコ性能だけじゃなくて、スポーツ性能や往年のファンが喜ぶスタイリングであるとか、クルマ好きの期待に応えるものがありました。

プレマシーは1台で何にでも対応できる万能的なクルマとして元々高く評価していたのですが、新型になってアイストップが加わるなど、誰にでも自信を持ってすすめられるクルマになったのが大きかったですね。

ハイルーフ系のミニバンユーザーにも、ぜひ乗って欲しいと思います。

マリオ:

40歳を過ぎてから美人妻をゲットし、世田谷に豪邸を建てられた「モータージャーナリズム界の神」を代表して、今回のCOTYの総括をお願いします。

幸一郎センセイ:

だから神なんかじゃないですって!

今年は44台のノミネート車を観ても、ちょっと国産車のパワーが弱いと言われていたので、ポロがイヤーカーに選ばれても全然おかしくなかったと思います。僕はあえてポロに点を付けませんでしたが、その資格は十分にあったでしょう。

でも、やはり日本人としては、日本カー・オブ・ザ・イヤーは日本車がとってほしい、という気持ちがどこかに働きましたね。個人的には良い結果だと思っています。

マリオ:

「いつかは年下美人妻」を目標に生きるマリオにとっては、やはり幸一郎センセイは「ネ申」であります!

最後に、年下美人妻に対する得点と評価をお願いします!

幸一郎センセイ:

そりゃもう、100点満点に決まってるじゃないですかぁ~!非の打ち所ナシ!すべてが素晴らしいですよ!

マリオ君もあきらめずに頑張れ!

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筆者マリオ 二等兵
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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